【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】
ドイツ、脱原発法施行 21年ごろには全廃の見通し


ドイツ国内19基の原子力発電所すべてを、段階的に廃棄する道筋を盛り込んだ改正原子力法が、27日から施行された。順調ならドイツの原発は、21年ごろには全廃される見通しという。
同改正法によると、原発の寿命を稼働開始から30年程度とし、寿命になったものから順次廃棄する。新しい原発の設置は認めない。使用済み燃料の再処理は05年7月1日までとする。
代替エネルギーとして、地域に熱と電力を同時に供給するコージェネレーション、太陽光や風力など再生エネルギーの活用などに力を入れる。

(朝日新聞 2002/04/27)