【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】
さらに高い中性子線量判明 1時間10ミリシーベルト


東海村臨界事故で、臨界が続いていた10月1日午前零時から1時にかけ、ジェー・シー・オー(JCO)の敷地内で、最高で1時間に10ミリシーベルト以上の中性子線量が記録されていたことが15日、原子力安全委員会の事故調査委員会に報告された。
日本原子力研究所が車で移動しながら測定した。事故のあった転換試験棟から30-40メートル離れた地点で中性子線量が1時間あたり10ミリシーベルト、数メートルの地点では、さらに高く測定不能だった。ガンマ線も20ミリシーベルトと測定された。
これまで測定されたのは、敷地外で1時間あたり4.5ミリシーベルトの中性子線量が最高とされていた。(共同通信 1999/10/15)