【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】

核の労働者に2000万ドル補償 米で和解

【ワシントン26日=大塚隆】

米エネルギー省は26日、1950年代から80年代半ばに原爆材料である高濃縮ウランの加工をしていたオハイオ州フェルナルド核兵器工場の健康被害に、2000万ドル(約20億円)の補償を行う和解案に合意したことを明らかにした。
それによると、連邦政府は過去に同工場に勤務し、健康被害を訴えている労働者の毎年の検診費用として500万ドル、健康被害への補償費として1500万ドルの計2000万ドルを負担する。

(朝日新聞 1994/07/27)