【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】
オホーツク海に原子炉投棄か 87年に旧ソ連海軍
【モスクワ26日AP】26日付のロシア紙イズベスチヤによると、旧ソ連海軍のヘリコプターが1987年8月、放射性物質ストロンチウム90を6キロ内蔵した原子炉1基をオホーツク海に投棄していた。
この原子炉は灯台の発電機用で重さ2.5トン。その後、ソ連当局は極秘に数カ月にわたって捜索したが、発見できなかったという。原子炉の外壁が腐食した場合、100万キュリー(1キュリーは370億ベクレル)の放射性物質が海中に拡散し、これまでに旧ソ連海軍が海洋投棄したとされる放射性物質の総量の3分の1に当たるとしている。
(中日新聞 1993/05/28)