2月9日(金)は,JR関内駅から程近いところにある,関東学院大学 横浜・関内キャンパスの B1Fにある BACON Books & Cafe で行われた 『 ザ・スウィージーズ with 鈴木瑶子 』 のライヴへ.
ザ・スウィージーズ(The Swezey's)は,サックス奏者の ラリー・スウィージー(Larry Swezey)さんと,ヴォーカルの スウィージー光江(Mitsue Serzey)さんご夫妻のユニットで,今回はご縁のある ピアノ奏者の 鈴木瑶子さんが加わってのトリオ編成でのライヴで,チャージなしの無料なのです.
ザ・スウィージーズ(The Swezey's)は,2022年10月に お三の宮 日枝神社 にて行われた 『 神JAZZ – すべてはお三の宮からはじまった – 』 で聴いて以来なので,1年以上振り!
開演時間まで多少時間があったので,寄り道をしつつ会場へ.
伊勢佐木町も,今年で150周年のようです.
何気に季節(春節)ですねぇ.
関内駅周辺(中華街のある石川町もでしょうか)には,色々なオブジェが.
伊勢佐木町,大通り公園,関東学院大学 横浜・関内キャンパス入口
そして会場へ.
開演30分前の18時30分前後でしょうか.
会場に降りる階段手前
空いている席を確認すると,既に予約で一杯とのことで,出入口の横の簡易テーブルのあるスペースを案内されました.
ある意味,ステージに近くラッキーな場所ではありましたが,まさか予約で一杯とは思いませんでしたし,ましてや予約できることや,予約することは思いつきませんでした.
フードとドリンクを注文し,開演を待ちます.
定刻になり,奥にある席から,演者がステージに登場.
1st Set は,セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の ”In Walked Bud” がオープニングを飾り,アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim)の ”O Grande Amor” が演奏されます.
ジャズのライヴでは割と演奏される ”Fly Me To The Moon” に続けて,映画 『 The Sandpiper (いそしぎ) 』 の劇中歌で,ジョニー・マンデル(Johnny Mandel)/ポール・フランシス・ウェブスター(Paul Francis Webster)の ”The Shadow Of Your Smile”.
この ”The Shadow Of Your Smile” は,久し振りにライヴで聴いた感がありました.
ここで ラリー・スウィージー(Larry Swezey)さんはフルートに持ち替え,”The Close To You” を演奏.
今度は,ソプラノ・サックスに持ち替え,ビリー・メイヒュー(Billy Mayhew)の ”It’s A Sin To Tell A Lie” を演奏.
1st Set 最後は,尾崎豊の ”I Love You” を,スウィージー光江(Mitsue Serzey)さんが,英語詩と日本語詩を交えて歌い,暫しのブレイクへ.
ブレイク中は,演者の方がお客さんに挨拶して回っていました.
こういうのって,本当に良いですよね.
何気に追加注文を(笑)
ブレイク後に始まった 2nd Set は,”Georgia On My Mind” がオープニングを飾り,久し振りに聴く ”Quizas, Quizas, Quizas”(”キサス・キサス・キサス”)が演奏されました.
この ”Quizas, Quizas, Quizas” を,スウィージー光江さんは,英語とスペイン語で歌っていました.
続けて,この時期には,ジャズ系のライヴでは必ずと言って良い程演奏されるであろう リチャード・ロジャース(Richard Charles Rodgers)/ロレンツ・ハート(Lorenz Hart)が,ミュージカル 『 Babe's In Arms (ベイブス・イン・アームス) 』 向けに書いた ”My Funny Valentine”.
ここで,ラリー・スウィージー(Larry Swezey)さんはフルートに持ち替え,スウィージー光江(Mitsue Serzey)さんは 「 お客さんの前の弾き語りは初めて 」 とも言っていましたが,ご夫妻によるデュオで,ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)がモデルと言われている,映画 『 The Rose (ザ・ローズ) 』 のテーマ曲で,アマンダ・マクブルーム(Amanda McBroom)の ”The Rose” を演奏.
”The Rose” は,ベット・ミドラー(Bette Midler)が歌ってヒットしたことで有名な曲ですね.
ラリー・スウィージー(Larry Swezey)さんは,ソプラノ・サックスに持ち替え,再度,鈴木瑶子さんが入って,トリオ編成となり,映画 『 The Wizard Of Oz (オズの魔法使い) 』の劇中歌で,ジャズ系のヴォーカルのライヴでは時々演奏される ”(Somewhere) Over The Rainbow”.
そして,2nd Set 最後は,再度,フルートに持ち替え,今度は,鈴木瑶子さんとのデュオで,この日が初披露と言っていたオリジナル曲:”Two Worlds” を演奏.
この曲は,前半に和のテイストが入った楽曲で,秀逸でした.
満席のお客さんからのアンコールを望む手拍子に応え,ラリー・スウィージー(Larry Swezey)さんは,再度,ソプラノ・サックスに持ち替え ”Smile” を演奏し,アンコールに応えていました.
ジャズ・スタンダード,ボサノヴァ,ラテン等の曲を織り交ぜたセット・リストも良かったです.
[Member]
Larry Swezey : Tenor & Soprano Saxphone, Flute
Mitsue Swezey : Vocal, Keyboards
Yoko Suzuki : Keyboards
[Set List]
1st Set
01. In Walked Bud
02. O Grande Amor
03. Fly Me To The Moon
04. The Shadow Of Your Smile
05. Close To You
06. It’s A Sin To Tell A Lie
07. I Love You
2nd Set
01. Georgia On My Mind
02. Quizas, Quizas, Quizas
03. My Funny Valentine
04. The Rose #
05. (Somewhere) Over The Rainbow
06. Two Worlds
[Encore]
07. Smile
# : Mitsue Swezey on Keyboards
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