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 12月23日(土)の夜は,野毛の外れの老舗 Jazz Spot Dolphy にて行われた 『 Chirstmas Show 』 と題された,グレース・マーヤ(Grace Mahya)さんのリーダー・ライヴへ.

 

 この日は,ベースの 須川崇志(Takashi Sugawa)さんとのデュオ.
 私的に,このデュオは,2019年9月以来なので,4年強振りと言うことで非常に楽しみにしていたライヴの一つでした.

 開場予定時間に間に合うように,会場へ.
 到着は開場予定の20分前位でしたが,既に 2名の方が開場待ちをしていました.また私の後に更に 2名という事で,土曜日という事もあったのか,開場待ちの方が割と多い状況でした.

 
 何故か,デュオなのに 「 他 」 とあります(笑)

 定刻通りに開場.
 受付をして空いている席へ.

 

 何と,ステージ上には,チェロとエレキ・ベースが!
 チェロは想定していたのですが,エレキベースとはびっくりです.しかも,SGモデル.

 取り合えず,代り映えしない(笑)ですが,ドリンクとフードを注文し開演を待ちます.
 
 

 配信もある関係で,演者が定刻通りにステージに登場.
 
 1st Set は,クリスマス・ソングの ”Have Yourself Merry Christmas” がオープニングを飾り,ボサノヴァで ”Girl From Yokohama” が演奏されます.
 歌詞の 「 Ipanema 」 の部分は,何時も通り 「 Yokohama 」 に置き換えて歌ってました.

 

 続けて,久し振りに映画 「 West Side Story (ウエスト・サイド・ストーリー) 」 の劇中歌で ”Maria”.
 何気に,1年振り位に聴いた気がします.

 

 続けて,古くからのオリジナル:”Sad Samba” と,割と最近のオリジナル:”On And On”(作ったのはかなり前だそうです)が続けて演奏されましたが,”Sad Samba” の前に,MCで 「 オリジナル・ソングです.とっても歌いやすいコーラスを作りました.その曲は 〜? 」 との問いに,前にいたお客さんが 「 ゆっくり行こう 」 と言い,「 違うでしょ(笑) 」 とのやり取り(笑)で,会場は大爆笑に.
 そして,古くからのオリジナル ”Sad Samba” を演奏.コーラスは盛り上がりました.

 

 そして,”Moon River” に続けて,クリスマス・キャロルの ”We Three Kings Of Orient Are”(”我らはきたりぬ”)を演奏し,1st Set を締め括りました.

 
 
 
 暫しのブレイク後の 2nd Set は,”White Christmas” が,オープニングを飾ります.

 

 続けて,”The Young Girl”,”Some Kind’e Voodoo” とオリジナルが続き,次は 「 歌詞憶えてているかなぁ 」 とも言っていたので,お客さんからのリクエストだったんでしょうか.
 お客さんからは 「 アルバムに入っているよね 」 とも.
 アルバム 『 Love Songs For You (ラヴ・ソングス・フォー・ユー) 』 に収録されている ”I've Got You Under My Skin”.
 
 

 そして,”Dream A Little Dream Of Me”,”Amazing Grace” を続けて演奏しましたが,良いですねぇ.
 クリスマスっぽいですね.

 

 ここからラスト 3曲はオリジナルが続きます.
 周囲から ”Answer” 同様に,人気の高い ”Hold On”(私的には ”Answer” より ”Hold On” かな).
 1st Set でお客さんのやり取りから派生した ”ゆっくり行こう”.
 そして最後は,”In The Moment” で 2nd Set を締め括りました.
 ”ゆっくり行こう” も ”In The Moment” も,コーラスと言うかお客さんとのやり取りが盛り上がりました.

 

 粗,満員の客席からのアンコールを望む手拍子に,演者はそのままステージに残り,アンコールへ突入.
 アンコールに応えて,ジョン・レノン(John Lennon)と オノ・ヨーコ(Yoko Ono)によって書かれたクリスマス・ソングでもある ”Happy Xmas (War Is Over)” で,この日のライヴを締め括りました.

 

 須川崇志(Takashi Sugawa)さんは,チェロとエレキベースを半々位で使用していましたが,須川崇志(Takashi Sugawa)さんのエレキ・ベースベを聴いたのは初めてで,ある意味,サプライズでした.

 終演後に少し話をしたら,ジャック・ブルース(Jack Bruce)が好きとのことでしたので,それならば使用していたSGベースも納得です.でもジャズ系で,SGベースを弾いているのを見るのも,聴くのもレアです.

 

 セット・リストは,時期を反映して,クリスマス・ソングを加え,オリジナル・ソングとジャズ・スタンダードを組み入れたバラエティにとんだもので,楽しめました.私的には,Dolphy 2nd が馬車道にあった頃以来なので,数年振りにこのデュオを聴きましたが,相変わらずの素晴らしいですね.

 


 [Member]
  Grace Mahya : Piano, Vocal
  Takashi Sugawa : Cello, E-Bass

 [Set List]
 1st Set
   01. Have Yourself Merry Christmas
   02. Girl From Ipanema
   03. Maria
   04. Sad Samba
   05. On And On
   06. Moon River
   07. We Three Kings Of Orient Are
 
 2nd Set
   01. White Christmas
   02. The Young Girl
   03. Some Kind’e Voodoo
   04. I've Got You Under My Skin
   05. Dream A Little Dream Of Me
   06. Amazing Grace
   07. Hold On
   08. ゆっくり行こう
   09. In The Moment
      [Encore]
   10. Happy Xmas (War Is Over)

#2023‐12‐23


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