5月21日(土)は,野毛の外れにある老舗ライヴ・ハウス Jazz Spot Dolphy にて行われた 「 Grace Mahya Trio 」 のライヴへ.

 

 この日のメンバーは,グレース・マーヤさんの他,ベースに 熊代崇人さん,ドラムに 菅野知明さんを迎え,何と,このメンバーでは初のパフォーマンスで,私的にも 熊代崇人さんのベースを聴くのは初めてなので,楽しみにしていたライヴです.

 午前中に地元で私用を片付け,そのまま 西新宿某店で予約した商品等の購入・回収を行い,その足で会場へ.

 この日は生憎の雨模様,大気が不安定だった関係なのか,時折,局所的に激しい雨が降る状況で,西新宿ではかなりの雨が降っていましたが,桜木町駅から 野毛ちかみちを抜け,地上に出た際には,殆ど雨は降っておらず,傘をささずに会場である Jazz Spot Dolphy に行くことができました.

 

 会場到着は,19時40分前後.
 重厚なドアを開けて,会場内に入ると,既に何名かお客さんがおり,受付をして案内された席へ.

 

 取り合えず,ドリンクとフードを注文!
 
 
   代り映えしなくてすみません(苦笑)

 開演時間である 19時30分が近付くに従い,お客さんの人数も多くなり,最終的には粗満席状態に.
 この日も配信があるので,定刻通りに,メンバーがステージ上に登場.

 1st Set と言うか,ライヴは,導入部に ”あめふり” のメロディーが挿入された,2nd アルバム 『 Last Live at DUG (ラスト・ライブ・アット・ダグ) 』 収録の,ライヴでも定番でもある シャーデー・アデュ(Sade Adu)の ”Kiss Of Life” がオープニングを飾り,自身のオリジナルで 「 クラブでハッとするような相手を見つけ,その相手に視線も心もロック・オンされ,もう何を言われても耳に入らない .ときめき感 」 を歌った ”Lightning” へと続きます.

 この ”Lightning” を含めて,最近のオリジナル曲は,全て グレース・マーヤさんの Youtube Channel にアップされていますので,ご興味のある方は是非♪

 
   画像はかなり歪んでいますね(笑)

 ここで,4th アルバム 『 The Girl From Ipanema (イパネマの娘) 』 収録で スティング(Sting)の ”Englishman In New York”.
 この曲は,最近では 「 World Tour 」 企画の時位にしか演奏していないので,何気に久し振り感がありました.

 

 続けて,最近,時々,セット・リストに加えられる サザン・オール・スターズ(Southern All Stars) の ”いとしのエリー”(”Ellie My Love”) を,レイ・チャールズ(Ray Charles)の歌っている英語バージョンで.
 この曲は,時々,英語と日本語を半々で歌うケースもあるのですが,この日はフル英語バージョンでした.

 

 再度,自身のオリジナル曲で 「 言い訳は一杯思い付くし,色々不安もあると思うが,先ずやってみようか 」 との想いから書いた曲で,知り合いからは 「 ナイキの宣伝に使って貰えば(笑) 」 とも言われているらしい ”Just Do It”.
 確かに Nike は 「 Nike. Just Do It 」 らしい!
 少し前だと,オリジナル・ソング・セクション的に,オリジナル・ソングが纏めて演奏していたのですが,この日はバラ売り的に,色々なところに挿入されるパターンのようです.

 

 6th アルバム 『 Close To You (クロス・トゥ・ユー) 』 のタイトル・チューン ”Close To You” に続き,自身のオリジナル ”The Young Girl” を演奏して,1st Set を終了.
 MC でも言っていましたが,自身の Youtube Channelにも,この ”The Young Girl” がアップされており,対訳が字幕で流れるので,観て欲しいとも.

 

 暫しのブレイクへ.
 
 

 2nd Set は,自身のオリジナル・ソングがまとまった感じで,”On And On” からスタートし,”That Morning”,”Answer” と,3曲連続で演奏.
 最初の ”On And On” は 「 大人になって初めて書いた曲 」 との MC もありましたが,これは知りませんでした.
 ”Answer” は過去のMCで 「 5年前に大きな病気をし入院して動けなくなった時に,今まで見えていた景色と違う景色が見えてきて,答えは一つだけでは無い 」 と思ったことを曲にしたものとも,この曲は割と人気のある曲で,リクエストも多いようです.

 

 こちらも久し振り感のある エド・シーラン(Ed Sheeran)のヒット曲で ”Shape Of You”.
 この曲も,15周年ライヴの際に演奏されているので,当日の全パフォーマンスがメディア(CDBlu-ray)でリリースされれば,聴く・観ることができます.

 

 そして,再度オリジナル・ソングで直近に作った ”Hold On”,”ゆっくり行こう”(”Let’s Take It Easy”) の 2曲が演奏されます.
 ”Hold On” は 4月初に 「 世の中のお母さんと娘さんの為に 」 書いた曲,”ゆっくり行こう”(”Let’s Take It Easy”) は 5月初に起こった悲しい出来事を受け作った曲で先日のMCでは 「 頑張ろうも大事だけれども,それだけでは無い.真面目過ぎてしまう人には,時に行き詰った時に,この曲を歌って,立ち止まって欲しい 」 と思って書いた曲,後者は,前日に自身の Youtube Channel にアップされた曲で,中間部に ”秦野煙草音頭” をフューチャーし,この日が 2回目の披露となりました.
 MCで言っていましたが,アップした動画には誤字があるとの指摘をお母さんから受けて一度修正してアップしたが,その後も指摘を受けたそうですが,面倒なのでそのままにしているとのこと(笑).

 因みに ”ゆっくり行こう” は,途中に合いの手と言うか,シュプレヒコールと言うか,掛け声と言うか,お客さんが 「 カンパーイ 」,「 あいつー 」,「 青山壮 」 等と,掛け声をかける部分があるのですが,これが難しい(苦笑)

 

 2nd Set 最後は,古くからの自身のオリジナル曲でもある ”Sad Samba” を演奏し,本編を締め括りました.
 やはり ”Sad Samba” は,コーラス等でお客さんと一体になりますし,盛り上がります.この日は,曲中で,ロング・トーンも披露されました.
 この ”Sad Samba” も全国で何年も演奏しているのですが,何故かアルバム未収録の曲で,15周年ライヴの際にも演奏され 「 やっとアルバムに入れられた 」 と言っていたので,メディア(CDBlu-ray)がリリースされるのが楽しみですね.

 

 
 
 
 満席状態の客席から,アンコールを望む手拍子が続き,メンバーはステージを去ることなく,そのままアンコールへ突入.

 

 アンコールは,エディ藩藤竜也作で,松田優作原田芳雄 他が歌っていた事でも有名な,地元 横浜の名曲 ”Yokohama Honky Tonk Blues” を演奏し,この日のライヴを締め括りました.
 この曲も,15周年ライヴの際に,アンコールとして演奏されているので,当日の全パフォーマンスがメディア(CDBlu-ray)でリリースされれば,聴く・観ることができると思います.

 

 集合写真は,横山剣さんの 「 イイネ! 」 のポーズなんでしょうか.
 
 

 [Member]
  Grace Mahya : Piano, Vocal
  Takato Kumashiro : Bass
  Tomoaki Kanno : Drums

 [Set List]
  1st Set
   01. Kiss Of Life
   02. Lightning
   03. Englishman In New York
   04. Ellie My Love
   05. Just Do It
   06. Close To You
   07. The Young Girl
 
  2nd Set
   01. On And On
   02. That Morning
   03. Answer
   04. Shape Of You
   05. Hold On
   06. ゆっくり行こう (Let’s Take It Easy)
   07. Sad Samba
      [Encore]
   08. Yokohama Honky Tonk Bluse
 
[参考]