私的にGW前半の最終日でもある 5月1日(日)は,吉祥寺から程近い 音吉!MEG にて行われた 『 Grace Mahya × Masa Kohama Duo 』 へ.

 

 今回のライヴは,ここ最近のこの会場でのライヴとしては珍しく,グレース・マーヤさんとギターの マサ小浜さんとのデュオで,この会場では初となる組み合わせ.

 この日は,朝方から曇りで,昼少し前から小雨が降り出し,移動する頃には,相応に強い雨となっていました(泣)
 横浜から,東急東横線渋谷駅へ.京王井の頭線乗換の為,一旦,地上に出て 吉祥寺駅
 
 会場である 音吉!MEG に到着したのは,開場15分前位でしたが,既に 3名が開場待ちで並んでいました.

 

 珍しく,開場待ちの時に,ママさんが外に出られて,開場待ちのお客さんにメニューを渡してました.
 多分,混んでくると注文を取るのが煩雑になるのでしょう.

 定刻の16時30分に開場!
 中に入ると,丁度,リハーサルと言うかサウンドチェックが終了したところでした.
 空いている席に着席し,ドリンクとフードを注文.
 
 
 代り映えしなくてすみません(苦笑)
 
 

 
 マサ小浜さんのエフェクター群 

 配信もある関係から,開演時間厳守(笑)で,17時00分開演.
 以降,配信された映像のスナップショットも入っています.

 ライヴでは定番となる シャーデー・アデュ(Sade Adu) の ”Kiss Of Life” からスタートした 1st Set は,何気に久し振り感のある トム・ウェイツ(Tom Waits)の ”Jockey Full Of Bourbon” へと続きます.

 

 ”Jockey Full Of Bourbon” の演奏前に,昨年10月に COTTON CLUB で行われた 『 グレースマーヤ 15周年記念 』 で,”Jockey Full Of Bourbon” も演奏し,ライヴ・レコーディングした話もしていました.

 

 3曲目,4曲も,最近,セット・リストに加えられる事の多い,サザン・オール・スターズ(Southern All Stars)の楽曲(”いとしのエリー”)で,レイ・チャールズ(Ray Charles)の英語バージョンから ”Ellie My Love”,そして アーヴィング・ミルズ(Irving Mills)作と言われていて,ルイ・アームストロング(Louis Armstrong)の演奏でも有名な ”St. James Infirmary Blues”.

 

 自身の 6th アルバム 『 Close To You (クロス・トゥ・ユー) 』 のタイトル・チューンで,ザ・カーペンターズ(The Carpenters)でも有名な,バート・バカラック(Burt Bacharach)作曲の ”Close To You” に続き,ロック系の編成というかメンバーの際には時々演奏される レディオヘッド(Radiohead)の デビュー・シングル(アルバム 『 Pablo Honey (パブロ・ハニー) 』 に収録)にして,今でも代表曲として有名な ”Creep”

 

 1st Set 最後は,自身の古くからのオリジナル ”Sad Samba” を演奏し,暫しのブレイクに突入.

 

 ブレイク中に配信画面に表示されている画像(笑) 
 

 ブレイク中に少し話をしましたが 『 グレースマーヤ 15周年記念 』 の際の音源と映像は良い感じに仕上がり出しているようで,早ければ夏頃に,CDBlu-ray でリリースできそうとのこと.
 しかも,フル・パフォーマンスが収録されるような話もありました.


 18時10分前後から始まった 2nd Set は,1st Set の ”Creep” 同様に,ロック系のメンバーの際には時々演奏される クイーン(Queen) の ”We Will Rock You” からスタート.

 

 2曲目は,ヴォーカルに専念するかのように,ユージーン・B・マクダニエルス(Eugene B. McDaniels)作で,自身の 2nd アルバム 『 Just The Two Of Us (ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス) 』 にも収録されている ”Feel Like Makin' Love” を,正面を向いて歌います.

 
 アクリル板が邪魔ですね(苦笑)

 そして,自身の最近のオリジナル・ソング ”Answer”,”Hold On” を続けて演奏.
 ”Hold On” は,最近作られた曲で 「 世の中の子供たちと,親御さんの歌.子供の問題で親が解決してあげられないものも沢山あるので,自分で答えを見つけて 」 と言う意味の曲と過去のMCで言っていたように思いますが,本当に良い曲です.

 

 1st Set 同様に,レディオヘッド(Radiohead)の ”High And Dry”.
 マサ小浜さんと一緒の時は,やはりロック色と言うか,ロック系多めの選曲ですね.

 

 2nd Set 最後は,何時もよりはブルース色の強いギターの導入部から ボビー・トゥループ(Bobby Troup)作の ”Route 66”.
 この ”Route 66” では,何と マサ小浜さんが,お客さんのテーブルの上にあったタバスコの瓶を使用して,ボトルネック奏法でのソロを披露.

 

 これには,正直驚きましたが,嬉しいサプライズでした.
 確か,日吉の WonderWall YOKOHAMA での演奏では,グラスを使用して演奏していましたね.

 

 そして,会場のお客さんからのアンコールに応えて,シンディー・ローパー(Cynthia Lauper)の ”Time After Time” を演奏し,この日のライヴを締め括りました.

 

 この ”Time After Time” は,お客さんからのリクエストだったと思いますが,この シンディー・ローパー(Cynthia Lauper)の話の一環で,東日本大震災の際の対応 (#) の話をしていました.

 (#) : 東日本大震災の際に,ジャパン・ツアーを行なうために日本にいた彼女は,他の海外アーティストの殆どが,予定されていた来日公演を止むなくキャンセルして母国へ帰国等する中,親日家の彼女は,帰国せずに日本に滞在することを選択,そのままジャパン・ツアーを,そして,その1年後にもジャパン・ツアーを行って,日本を元気付けてくれました.

 

 
 [Member]
  Grace Mahya : Piano, Vocal
  Masa Kohama : Guitar
 
 [Set List]
  1st Set
   01. Kiss Of Life
   02. Jockey Full Of Bourbon
   03. Ellie My Love
   04. St. James Infirmary Blues
   05. Close To You
   06. Creep
   07. Sad Samba
 
  2nd Set
   01. We Will Rock You
   02. Feel Like Makin' Love
   03. Answer
   04. Hold On
   05. High And Dry
   06. Route 66
      [Encore]
   07. Time After Time
 
 
 

[参考]
















 Masa’s First Take