ミック・ボックス(Mick Box)と デヴィッド・バイロン(David Byron)の二人を中心に 1967年に結成された スパイス(Spice).1970年初頭に改名すると共に,後に ケン・ヘンズレー(Ken Hensley)も加入し,活動を本格的に開始した ユーライア・ヒープ(Uriah Heep).
本格的な活動後は レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin),ディープ・パープル(Deep Purple)と並び称される程の人気を博すようになります.
1972年5月(日本:8月)にリリースした 『 Demons and Wizards (悪魔と魔法使い) 』 が好評を博し,同アルバムからのシングル・カットされた 『 Easy Livin (安息の日々) 』 もヒット.そして 11月(日本:12月)には 『 The Magician's Birthday (魔の饗宴) 』 をリリースし,日本でも人気を博していた時期に初来日公演が行われます.
ユーライア・ヒープ(Uriah Heep)の初来日公演は,1973年3月16日東京の日本武道館公演を皮切りに,3月21日大阪の厚生年金会館公演まで都合 5公演行われていますが,本商品は初来日公演初日に当たる 3月16日東京は日本武道館公演のオーディエンス録音とTV放送版プロ・ショット映像を収録し Uxbridgeレーベルからリリースされた 『 Budokan 1973 (Uxbridge 1367) 』 です.
しかも直前の 3月8日-14日には イエス(Yes)の初来日公演が行われている訳ですから,凄いことですね.
音像は近く,各パートの音の分離も相応に良い高音質のオーディエンスで何と言っても臨場感があります.オーディエンス・ノイズが少ないのも驚きで,コール・アンド・レスポンスのレスポンス部分も割と遠くで聴こえるのは,特別な席での関係者による録音なのかも知れません.
”Gypsy (Reprise)” の 1分00秒前後から若干マイクの位置が変わったのか,音の質感が少し変わります.
”Traveller In Time” からシームレスに演奏される ”Easy Livin'” は格好良いですし,全体を通してハードな演奏の中にもハーモニー・コーラスの入った独特の世界観を持ったファンタジックな演奏は嵌ります.
映像は,過去TV放映された定番映像で,モノクロ映像は少し前に配布されていたギフト・アイテム 『 Budokan 1973 (Gift DVDR) 』 に収録されていましたが,今回収録されているカラー映像は初登場です.マスターの劣化はあるものの,楽しめる内容です.
メーカー情報に記載のある 「 本来であればプレス3枚組が相応しいのですが、もしかしたらフル・ライヴアルバムをどこかに大元カセットが眠っているかも知れない、もしかしたらTVプロショットも短尺版と同じくらいの画質マスターが発掘されるかも………そんな淡い期待を込め、今回はUxbridgeからのご紹介となりました。 」 の記載は意味深ですね.実は記載された内容のものが既に存在する事が判っているんでは無いでしょうか(笑)
メーカー情報では
『LED ZEPPELINに遅れること1年半、DEEP PURPLEの7ヶ月後に実現した英雄URIAH HEEPの初来日。そのハイライト公演を真空パックした極上3枚組が登場です。
歴史的なハイライト公演が行われたのは「1973年3月16日:日本武道館」。
伝説の夜を語り継いできたオーディエンスの名録音をDISC 1-2に、TV放送プロショット(新発掘の長尺カラー版!)をDISC 3に配した超・決定盤です。
ZEP/PURPLEに続き、初来日で日本武道館のステージを踏んだ英国HRの雄。
まずは、そんな当時のスケジュールから振り返ってみましょう。
・3月16日:日本武道館 ←★本作★
・3月17日:名古屋市公会堂
・3月19日:名古屋市公会堂
・3月20日:大阪厚生年金会館
・3月21日:大阪厚生年金会館
以上、全5公演。
【DISC 1-2:唯一無二の武道館公演を伝えるフル・ライヴアルバム】
日本武道館は、そんな初来日のイの一番、初対面の初日コンサートでした。
ちなみに「1973年3月」と言えば、かのYESも初来日を果たしていましたが、彼らの東京公演は“3月8日-10日”。YESの約一週間後にURIAH HEEPを初体験という、とんでもなく贅沢で濃厚な春でした。
そして、本作はURIAH HEEP唯一無二となる武道館ライヴの最高峰セット。
まず2枚組フルライヴアルバム(DISC 1-2)ですが、これは以前から武道館のベスト記録として知られているオーディエンス録音。実際、そのサウンドは武道館とは思えないほどにクリア。とにかく芯が力強く、ディテールもビビッド。レーザー光線のようにビシッと曇りのない演奏音とヴォーカルがシャープに届く。
ヘッドフォンでわざわざ客録の証拠探しをすれば、バイロンの声やスネア/バスドラの鳴りに空間感覚もあるにはある。しかし、それさえも音色止まりであり、コーラスがいくら重なろうとまったくボケない。おおよそオーディンスらしからぬほど輪郭鋭い鮮やかサウンドなのです。
さらに驚くのがオーディエンス・ノイズの少なさ。生々しい喝采も吸い込んではいるものの、骨太な演奏音に比べて不自然に感じるほど小さく、遠い。それこそ「ステージ上で録音した!?」と思うほどのバランスで、もし近代の録音だったらIEMsとカン違いしたかも知れない。もちろん、演奏は聞き間違えようのない70年代の薫り満点ですが、それほどまでにオーディエンス離れしたダイレクト・サウンドなのです。
そんなド直球サウンドで描かれるのは、二つとないURIAH HEEPと日本の初対面のフルショウ。セットはおおよそ公式の伝統盤『URIAH HEEP LIVE』に準じますが、まったく同じでもないのでここで整理しておきましょう。
・ファースト(1曲):Gypsy
・対自核(4曲):July Morning(★)/Tears In My Eyes(★)/Look At Yourself(★)/Love Machine
・悪魔と魔法使い(2曲):Traveller In Time(★)/Easy Livin'
・魔の饗宴(2曲):Sunrise(★)/Sweet Lorraine
・その他:Rock 'n Roll Medley(★)
※注:「★」印はDISC 3のTV放送プロショットでも観られる曲。
【DISC 3:伝説的なTVプロショットのカラー長尺版】
そんなフル・ライヴアルバムだけでも文化遺産決定ですが、さらに貴重でダメ押しなのがDISC 3の映像編。
彼らの日本武道館ライヴはTV放送されて定番プロショットともなってきたのですが、その最高峰を更新するマスターが新発掘されたのです。
しかも、それは単に画質アップといった次元ではありません。この映像はこれまでカラーの短尺版(約22分)とモノクロの長尺版(約38分)の2種類が知られてきましたが、本作は2020年になって発見された「カラー&長尺」版。放送のフルの約38分間を色つきで観られるのです。発色やディテールの細やかさは従来の短尺カラー版の方が一枚上手という感じですが、全編カラーというド迫力の前には些細な差でしかありません。
そして、その画面から吹き出す1973年の日本が吹き出す時代感。日本放送だけに冒頭に日本語ナレーションが入るのですが、これが圧倒的。原稿を読み上げるニュースキャスターのような口調で、若者文化の盛り上がりを伝える。ちょっと書き出してみましょう。
「1973年3月13日、羽田に到着したユーライア・ヒープの一行は16日、東京の日本武道館での公演に臨んだ。ロックコンサート始まって以来という1万5000人(原典ママ)の記録的な大観衆を飲んだ武道館には、ユーライア・ヒープの登場を待ち望む若者の熱気と興奮が渦巻いていた。暴力的なまでのボリュームとハード・アクションで聴衆を打ちのめしたユーライア。その彼らの代表的なアルバム『対自核』の5万枚突破を記念して日本コロンビアよりユーライア・ヒープのメンバー、及びブロンズ・レコードに対してゴールド・ディスクも贈られた。Now your big excite music, URIAH HEEP!!」
日本武道館の最大キャパは1万4471人であり、ステージや機材の入るコンサートではもっと少なくなる。どう考えても1万5000人は難しいと思うのですが、言い切ってしまう。HEEPと言えば、ハードロックとプログレの中間を体現する幻想的ロックで知られてきたわけですが、そんな彼らを「暴力的なまでのボリュームとハード・アクション」と紹介する。まさしく、1973年ならでは。そして、当時の日本だからこそのナレーションなのです。
URIAH HEEPの初来日は、招聘側の不手際によりモニターが壊滅的。
そのため、本作でもコーラスの音程が聴き取れずに苦しむメンバーの姿が感じ取れ、DEEP PURPLEとは違って公式盤『URIAH HEEP LIVE』を超えるような名演は望めません。しかし、それもこれもがドキュメント。英雄URIAH HEEPにとって、ただ一度だけの日本武道館ライヴの真実なのです。
本作は、そんな武道館の最高峰記録をセットした決定盤です。本来であればプレス3枚組が相応しいのですが、もしかしたらフル・ライヴアルバムをどこかに大元カセットが眠っているかも知れない、もしかしたらTVプロショットも短尺版と同じくらいの画質マスターが発掘されるかも………そんな淡い期待を込め、今回はUxbridgeからのご紹介となりました。
夢は夢として、本作こそが現在望みうる最高峰なのは間違いない。
どうぞ、たっぷりと歴史的な夜をご堪能ください。』
Budokan 1973 (Uxbridge 1367)
Live At Budokan,Tokyo,Japan 16th March 1973
DVD Colour NTSC Approx.38min.
Disc 1
1. Intro / Tuning
2. Sunrise
3. Sweet Lorraine
4. Traveller In Time
5. Easy Livin'
6. July Morning
7. Gypsy
8. Keyboard Solo
9. Gypsy (reprise)
10. Drum Solo
TOTAL TIME (52:59)
Disc 2
1. MC
2. Tears In My Eyes
3. Circle Of Hands
4. Look At Yourself
5. Love Machine
6. Rock 'n Roll Medley
TOTAL TIME (44:04)
DVD
1. Intro
2. Look at yourself
3. Sunrise
4. Traveler In Time
5. Tears In My Eyes
6. July Morning
7. Rock & Roll Medley
TOTAL TIME (38:02)
David Byron : Vocal
Mick Box : Guitar
Ken Hensley : Keyboard
Gary Thain : Bass
Lee Kerslake : Drum
Easy Livin'
Keyboard Solo
Love Machine
収録されている映像の一部
[参考]
1973 Tour Dates
January
[UK Tour]
07 Rainbow Theatre,London,UK
09 Civic Hall,Guildford,UK
10 The Dome,Brighton,UK
11 Guildhall,Southampton,UK
12 Winter Gardens,Bournemouth,UK
13 Colston Hall,Bristol,UK
16 Free Trade Hall,Manchester,UK
17 City Hall,Sheffield,UK
18 Town Hall,Leeds,UK
19 City Hall,Newcastle,UK
20 Empire Theatre,Edinburgh,UK
21 Green's Playhouse,Glasgow,UK
24 De Montfort Hall,Leicester,UK
25 Guildhall,Portsmouth,UK
26 Town Hall,Birmingham,UK
⇒ [Recorded For The "Live" Album]
27 The Stadium,Liverpool,UK
28 Fairfield Hall,Croydon,UK
[European Tour]
31 Falkoner Teatret,Copenhagen,DENMARK
February
01 Sportpalast,Berlin,GERMANY
⇒ [Cancelled, Rescheduled For February 07th]
02 Ernst-Merck-Halle,Hamburg,GERMANY
03 Stadthalle,Offenbach,GERMANY
04 Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY
⇒ [Uriah Heep Performed As A 4-piece Without Mick Box]
05 Rudi-Sedlmayer-Halle (aka Basketballhalle),Munich,GERMANY
⇒ [Uriah Heep Performed As A 4-piece Without Mick Box]
07 Sportpalast,Berlin,GERMANY
⇒ [Rescheduled from February 01st, Uriah Heep Performed As A 4-piece Without Mick Box]
10 Tinghallen,Viborg,DENMARK
⇒ [Cancelled]
11 Scandinavium,Gothenburg,SWEDEN
⇒ [Cancelled]
[North American Tour]
22 Municipal Auditorium,Atlanta,GA,USA
23 Civic Center,Charleston,WV,USA
24 Farm Show Arena,Harrisburg,PA,US
27 State Fairgrounds Coliseum,Indianapolis,IN,USA
28 The Auditorium,Milwaukee,WI,USA
March
02 IMA Auditorium,Flint,MI,USA
03 French Field House,Columbus,OH,USA
04 Merner Field House (North Central College), Naperville, IL,USA
08 Un-Known Venue,Boise,ID,USA
09 Armory Auditorium,Salem,OR,USA
10 Center Arena,Seattle, WA,USA
[Japan Tour]
16 Budokan,Chiyoda-Ku,Tokyo,JAPAN
17 Nagoya-Shi Kokaido,Nagoya,Aichi,JAPAN
19 Nagoya-Shi Kokaido,Nagoya,Aichi,JAPAN
20 Koseinenkin Kaikan,Osaka,Osaka,JAPAN
21 Koseinenkin Kaikan,Osaka,Osaka,JAPAN
[US Tour] (Continued)
30 Auditorium,Long Beach,CA,USA
April
01 County Coliseum,El Paso,TX,USA
03 Henry Levitt Arena,Wichita,KS,USA
07 Bowen Field House (aka Eastern Michigan University),Ypsilanti,MI,USA
08 Dane County Memorial Coliseum,Madison,WI,USA
10 Convention Center,Louisville,KY,USA
14 Park Center,Charlotte,NC,USA
⇒ [Cancelled Due To Ken Hensley's Hepatitis]
15 Cumberland County Arena,Fayetteville,NC,USA
⇒ [Same As Above]
17 Municipal Auditorium,Birmingham,AL,USA
⇒ [Same As Above]
19 The Coliseum,Auburn,AL,USA
⇒ [Same As Above]
20 University Of South Carolina,Columbia,SC,USA
⇒ [Same As Above]
21 William and Mary College,Williamsburg,VA,USA
⇒ [Same As Above]
22 Civic Arena,Baltimore,MD,USA
⇒ [Same As Above]
24 West Virginia University Coliseum,Morgantown,WV,USA
⇒ [Same As Above]
27 Civic Arena,Pittsburgh,PA,USA
⇒ [Same As Above]
28 War Memorial Auditorium,Rochester,NY,USA
⇒ [Same As Above]
June
09 Waldbühne,Berlin,GERMANY
⇒ [Summer Rock Festival]
11 Radstadion,Frankfurt,GERMANY
⇒ [Summer Rock Festival]
15 L'Olympia,Paris,FRANCE
⇒ [The French Radio Station Europe 1 Was Involved In This concert in Paris,
Broadcasted The Show A Few Weeks Later Via Its Famous Music programme 'Musicorama']
16 Circus Royal,Brussels,BELGIUM
August
05 Alexandra Palace,London,UK
⇒ [London Music Festival]
[North American Tour]
16 Dome Arena, Monroe County Fairgrounds,Henrietta,NY,USA
17 Louis Armstrong Stadium,New York City,NY,USA
18 The Auditorium,Bangor,ME,USA
19 Exposition Building,Portland,ME,USA
20 Suffolk Downs,Boston,MA,USA
22 ABC TV Studios,New York City,NY,USA
⇒ [Filmed For The "ABC In Concert" TV Show]
23 War Memorial Auditorium,Johnstown,PA,USA
24 Public Hall,Cleveland,OH,USA
⇒ [Originally Planned For The Tiger Stadium,Massillon,OH]
25 Memorial Auditorium,Buffalo,NY,USA
26 The Fairgrounds,Allentown,PA,USA
30 Julia Sanderson Theatre,Springfield,MA,USA
⇒ [Originally Planned For The Civic Center]
31 Onondaga County War Memorial Auditorium,Syracuse,NY,USA
September
01 Cape Cod Coliseum,South Yarmouth,MA,USA
⇒ [Originally Planned For The Coliseum,Hyannis,MA]
07 Broome County Veterans Memorial Arena,Binghamton,NY,USA
08 Civic Center,Baltimore,MD,USA
09 Civic Center,Salem,VA,USA
⇒ [Originally Planned For The Auditorium,West Palm Beach,FL]
11 The Scope,Norfolk,VA,USA
12 Greensboro Coliseum,Greensboro,NC,USA
14 Carolina Coliseum,Columbia,SC,USA
15 Cumberland County Auditorium,Fayetteville,NC,USA
16 The Coliseum,Charlotte,NC,USA
18 Municipal Auditorium,Nashville,TN,USA
20 Rickwood Field,Birmingham,AL,USA
⇒ [Originally Planned For The Memorial Auditorium]
21 Alexander Memorial Coliseum,Atlanta,GA
23 Cobo Arena,Detroit,MI,USA
26 International Ampitheatre,Chicago,IL,USA
27 State Fairgrounds Coliseum,Indianapolis,IN,USA
29 Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA
30 Veterans Memorial Auditorium,Des Moines,IA,USA
October
01 Pershing Municipal Auditorium,Lincoln,NE,USA
⇒ [Originally Planned For The Municipal Auditorium,Kansas City,MO]
04 Assembly Center,Tulsa,OK,USA
05 Memorial Auditorium,Dallas,TX,USA
06 Hofheinz Pavilion,Houston,TX,USA
07 Municipal Auditorium,New Orleans,LA,USA
[Scandinavian Tour]
24 Scandinavium,Gothenburg,SWEDEN
25 K.B. Hallen,Copenhagen,DENMARK
26 Vejlby-Risskov Hallen,Aarhus,DENMARK
27 Tinghallen,Viborg,DENMARK
28 Aalborghallen,Aalborg,DENMARK
November
[UK Tour]
08 Guildhall,Portsmouth,UK
09 Top Rank,Brighton,UK
10 Winter Gardens,Bournemouth,UK
11 Top Rank,Reading,UK
13 Heavy Steam Machine,Hanley,UK
15 Stadium,Liverpool,UK
16 The Apollo,Glasgow,UK
17 Empire Theatre,Edinburgh,UK
19 Top Rank,Doncaster,UK
⇒ [Cancelled]
21 City Hall, Newcastle,UK
22 The Hardrock,Manchester,UK
24 Kursaal Ballroom,Southend,UK
25 Rainbow Theatre,London,UK
26 Rainbow Theatre,London,UK
December
[European Tour]
06 Martinihal (Evenementenhal),Groningen,HOLLAND
07 Congresgebouw,Den Haag,HOLLAND
08 Vorst Nationaal,Brussels,BELGIUM
09 Concertgebouw,Amsterdam,HOLLAND
10 Turfschip,Breda,HOLLAND
13 Messehalle,Koln,GERMANY
14 Oberrheinhalle,Offenburg,GERMANY
15 Stadthalle,Vienna,AUSTRIA
⇒ [Originally Planned For The Konzerthaus, Cancelled]
16 Circus Krone,Munich,GERMANY
[関連記事]
「Osaka 1973 (Siréne-226)」
「Nagoya 1973 2nd Night (Siréne-238)」
「Munster 1972 (Uxbridge 1313)」
「Budokan 1973 (Gift DVDR)」
#2020-10-06
本格的な活動後は レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin),ディープ・パープル(Deep Purple)と並び称される程の人気を博すようになります.
1972年5月(日本:8月)にリリースした 『 Demons and Wizards (悪魔と魔法使い) 』 が好評を博し,同アルバムからのシングル・カットされた 『 Easy Livin (安息の日々) 』 もヒット.そして 11月(日本:12月)には 『 The Magician's Birthday (魔の饗宴) 』 をリリースし,日本でも人気を博していた時期に初来日公演が行われます.
ユーライア・ヒープ(Uriah Heep)の初来日公演は,1973年3月16日東京の日本武道館公演を皮切りに,3月21日大阪の厚生年金会館公演まで都合 5公演行われていますが,本商品は初来日公演初日に当たる 3月16日東京は日本武道館公演のオーディエンス録音とTV放送版プロ・ショット映像を収録し Uxbridgeレーベルからリリースされた 『 Budokan 1973 (Uxbridge 1367) 』 です.
しかも直前の 3月8日-14日には イエス(Yes)の初来日公演が行われている訳ですから,凄いことですね.
音像は近く,各パートの音の分離も相応に良い高音質のオーディエンスで何と言っても臨場感があります.オーディエンス・ノイズが少ないのも驚きで,コール・アンド・レスポンスのレスポンス部分も割と遠くで聴こえるのは,特別な席での関係者による録音なのかも知れません.
”Gypsy (Reprise)” の 1分00秒前後から若干マイクの位置が変わったのか,音の質感が少し変わります.
”Traveller In Time” からシームレスに演奏される ”Easy Livin'” は格好良いですし,全体を通してハードな演奏の中にもハーモニー・コーラスの入った独特の世界観を持ったファンタジックな演奏は嵌ります.
映像は,過去TV放映された定番映像で,モノクロ映像は少し前に配布されていたギフト・アイテム 『 Budokan 1973 (Gift DVDR) 』 に収録されていましたが,今回収録されているカラー映像は初登場です.マスターの劣化はあるものの,楽しめる内容です.
メーカー情報に記載のある 「 本来であればプレス3枚組が相応しいのですが、もしかしたらフル・ライヴアルバムをどこかに大元カセットが眠っているかも知れない、もしかしたらTVプロショットも短尺版と同じくらいの画質マスターが発掘されるかも………そんな淡い期待を込め、今回はUxbridgeからのご紹介となりました。 」 の記載は意味深ですね.実は記載された内容のものが既に存在する事が判っているんでは無いでしょうか(笑)
メーカー情報では
『LED ZEPPELINに遅れること1年半、DEEP PURPLEの7ヶ月後に実現した英雄URIAH HEEPの初来日。そのハイライト公演を真空パックした極上3枚組が登場です。
歴史的なハイライト公演が行われたのは「1973年3月16日:日本武道館」。
伝説の夜を語り継いできたオーディエンスの名録音をDISC 1-2に、TV放送プロショット(新発掘の長尺カラー版!)をDISC 3に配した超・決定盤です。
ZEP/PURPLEに続き、初来日で日本武道館のステージを踏んだ英国HRの雄。
まずは、そんな当時のスケジュールから振り返ってみましょう。
・3月16日:日本武道館 ←★本作★
・3月17日:名古屋市公会堂
・3月19日:名古屋市公会堂
・3月20日:大阪厚生年金会館
・3月21日:大阪厚生年金会館
以上、全5公演。
【DISC 1-2:唯一無二の武道館公演を伝えるフル・ライヴアルバム】
日本武道館は、そんな初来日のイの一番、初対面の初日コンサートでした。
ちなみに「1973年3月」と言えば、かのYESも初来日を果たしていましたが、彼らの東京公演は“3月8日-10日”。YESの約一週間後にURIAH HEEPを初体験という、とんでもなく贅沢で濃厚な春でした。
そして、本作はURIAH HEEP唯一無二となる武道館ライヴの最高峰セット。
まず2枚組フルライヴアルバム(DISC 1-2)ですが、これは以前から武道館のベスト記録として知られているオーディエンス録音。実際、そのサウンドは武道館とは思えないほどにクリア。とにかく芯が力強く、ディテールもビビッド。レーザー光線のようにビシッと曇りのない演奏音とヴォーカルがシャープに届く。
ヘッドフォンでわざわざ客録の証拠探しをすれば、バイロンの声やスネア/バスドラの鳴りに空間感覚もあるにはある。しかし、それさえも音色止まりであり、コーラスがいくら重なろうとまったくボケない。おおよそオーディンスらしからぬほど輪郭鋭い鮮やかサウンドなのです。
さらに驚くのがオーディエンス・ノイズの少なさ。生々しい喝采も吸い込んではいるものの、骨太な演奏音に比べて不自然に感じるほど小さく、遠い。それこそ「ステージ上で録音した!?」と思うほどのバランスで、もし近代の録音だったらIEMsとカン違いしたかも知れない。もちろん、演奏は聞き間違えようのない70年代の薫り満点ですが、それほどまでにオーディエンス離れしたダイレクト・サウンドなのです。
そんなド直球サウンドで描かれるのは、二つとないURIAH HEEPと日本の初対面のフルショウ。セットはおおよそ公式の伝統盤『URIAH HEEP LIVE』に準じますが、まったく同じでもないのでここで整理しておきましょう。
・ファースト(1曲):Gypsy
・対自核(4曲):July Morning(★)/Tears In My Eyes(★)/Look At Yourself(★)/Love Machine
・悪魔と魔法使い(2曲):Traveller In Time(★)/Easy Livin'
・魔の饗宴(2曲):Sunrise(★)/Sweet Lorraine
・その他:Rock 'n Roll Medley(★)
※注:「★」印はDISC 3のTV放送プロショットでも観られる曲。
【DISC 3:伝説的なTVプロショットのカラー長尺版】
そんなフル・ライヴアルバムだけでも文化遺産決定ですが、さらに貴重でダメ押しなのがDISC 3の映像編。
彼らの日本武道館ライヴはTV放送されて定番プロショットともなってきたのですが、その最高峰を更新するマスターが新発掘されたのです。
しかも、それは単に画質アップといった次元ではありません。この映像はこれまでカラーの短尺版(約22分)とモノクロの長尺版(約38分)の2種類が知られてきましたが、本作は2020年になって発見された「カラー&長尺」版。放送のフルの約38分間を色つきで観られるのです。発色やディテールの細やかさは従来の短尺カラー版の方が一枚上手という感じですが、全編カラーというド迫力の前には些細な差でしかありません。
そして、その画面から吹き出す1973年の日本が吹き出す時代感。日本放送だけに冒頭に日本語ナレーションが入るのですが、これが圧倒的。原稿を読み上げるニュースキャスターのような口調で、若者文化の盛り上がりを伝える。ちょっと書き出してみましょう。
「1973年3月13日、羽田に到着したユーライア・ヒープの一行は16日、東京の日本武道館での公演に臨んだ。ロックコンサート始まって以来という1万5000人(原典ママ)の記録的な大観衆を飲んだ武道館には、ユーライア・ヒープの登場を待ち望む若者の熱気と興奮が渦巻いていた。暴力的なまでのボリュームとハード・アクションで聴衆を打ちのめしたユーライア。その彼らの代表的なアルバム『対自核』の5万枚突破を記念して日本コロンビアよりユーライア・ヒープのメンバー、及びブロンズ・レコードに対してゴールド・ディスクも贈られた。Now your big excite music, URIAH HEEP!!」
日本武道館の最大キャパは1万4471人であり、ステージや機材の入るコンサートではもっと少なくなる。どう考えても1万5000人は難しいと思うのですが、言い切ってしまう。HEEPと言えば、ハードロックとプログレの中間を体現する幻想的ロックで知られてきたわけですが、そんな彼らを「暴力的なまでのボリュームとハード・アクション」と紹介する。まさしく、1973年ならでは。そして、当時の日本だからこそのナレーションなのです。
URIAH HEEPの初来日は、招聘側の不手際によりモニターが壊滅的。
そのため、本作でもコーラスの音程が聴き取れずに苦しむメンバーの姿が感じ取れ、DEEP PURPLEとは違って公式盤『URIAH HEEP LIVE』を超えるような名演は望めません。しかし、それもこれもがドキュメント。英雄URIAH HEEPにとって、ただ一度だけの日本武道館ライヴの真実なのです。
本作は、そんな武道館の最高峰記録をセットした決定盤です。本来であればプレス3枚組が相応しいのですが、もしかしたらフル・ライヴアルバムをどこかに大元カセットが眠っているかも知れない、もしかしたらTVプロショットも短尺版と同じくらいの画質マスターが発掘されるかも………そんな淡い期待を込め、今回はUxbridgeからのご紹介となりました。
夢は夢として、本作こそが現在望みうる最高峰なのは間違いない。
どうぞ、たっぷりと歴史的な夜をご堪能ください。』
Budokan 1973 (Uxbridge 1367)
Live At Budokan,Tokyo,Japan 16th March 1973
DVD Colour NTSC Approx.38min.
Disc 1
1. Intro / Tuning
2. Sunrise
3. Sweet Lorraine
4. Traveller In Time
5. Easy Livin'
6. July Morning
7. Gypsy
8. Keyboard Solo
9. Gypsy (reprise)
10. Drum Solo
TOTAL TIME (52:59)
Disc 2
1. MC
2. Tears In My Eyes
3. Circle Of Hands
4. Look At Yourself
5. Love Machine
6. Rock 'n Roll Medley
TOTAL TIME (44:04)
DVD
1. Intro
2. Look at yourself
3. Sunrise
4. Traveler In Time
5. Tears In My Eyes
6. July Morning
7. Rock & Roll Medley
TOTAL TIME (38:02)
David Byron : Vocal
Mick Box : Guitar
Ken Hensley : Keyboard
Gary Thain : Bass
Lee Kerslake : Drum
Easy Livin'
Keyboard Solo
Love Machine
収録されている映像の一部
[参考]
1973 Tour Dates
January
[UK Tour]
07 Rainbow Theatre,London,UK
09 Civic Hall,Guildford,UK
10 The Dome,Brighton,UK
11 Guildhall,Southampton,UK
12 Winter Gardens,Bournemouth,UK
13 Colston Hall,Bristol,UK
16 Free Trade Hall,Manchester,UK
17 City Hall,Sheffield,UK
18 Town Hall,Leeds,UK
19 City Hall,Newcastle,UK
20 Empire Theatre,Edinburgh,UK
21 Green's Playhouse,Glasgow,UK
24 De Montfort Hall,Leicester,UK
25 Guildhall,Portsmouth,UK
26 Town Hall,Birmingham,UK
⇒ [Recorded For The "Live" Album]
27 The Stadium,Liverpool,UK
28 Fairfield Hall,Croydon,UK
[European Tour]
31 Falkoner Teatret,Copenhagen,DENMARK
February
01 Sportpalast,Berlin,GERMANY
⇒ [Cancelled, Rescheduled For February 07th]
02 Ernst-Merck-Halle,Hamburg,GERMANY
03 Stadthalle,Offenbach,GERMANY
04 Philipshalle,Dusseldorf,GERMANY
⇒ [Uriah Heep Performed As A 4-piece Without Mick Box]
05 Rudi-Sedlmayer-Halle (aka Basketballhalle),Munich,GERMANY
⇒ [Uriah Heep Performed As A 4-piece Without Mick Box]
07 Sportpalast,Berlin,GERMANY
⇒ [Rescheduled from February 01st, Uriah Heep Performed As A 4-piece Without Mick Box]
10 Tinghallen,Viborg,DENMARK
⇒ [Cancelled]
11 Scandinavium,Gothenburg,SWEDEN
⇒ [Cancelled]
[North American Tour]
22 Municipal Auditorium,Atlanta,GA,USA
23 Civic Center,Charleston,WV,USA
24 Farm Show Arena,Harrisburg,PA,US
27 State Fairgrounds Coliseum,Indianapolis,IN,USA
28 The Auditorium,Milwaukee,WI,USA
March
02 IMA Auditorium,Flint,MI,USA
03 French Field House,Columbus,OH,USA
04 Merner Field House (North Central College), Naperville, IL,USA
08 Un-Known Venue,Boise,ID,USA
09 Armory Auditorium,Salem,OR,USA
10 Center Arena,Seattle, WA,USA
[Japan Tour]
16 Budokan,Chiyoda-Ku,Tokyo,JAPAN
17 Nagoya-Shi Kokaido,Nagoya,Aichi,JAPAN
19 Nagoya-Shi Kokaido,Nagoya,Aichi,JAPAN
20 Koseinenkin Kaikan,Osaka,Osaka,JAPAN
21 Koseinenkin Kaikan,Osaka,Osaka,JAPAN
[US Tour] (Continued)
30 Auditorium,Long Beach,CA,USA
April
01 County Coliseum,El Paso,TX,USA
03 Henry Levitt Arena,Wichita,KS,USA
07 Bowen Field House (aka Eastern Michigan University),Ypsilanti,MI,USA
08 Dane County Memorial Coliseum,Madison,WI,USA
10 Convention Center,Louisville,KY,USA
14 Park Center,Charlotte,NC,USA
⇒ [Cancelled Due To Ken Hensley's Hepatitis]
15 Cumberland County Arena,Fayetteville,NC,USA
⇒ [Same As Above]
17 Municipal Auditorium,Birmingham,AL,USA
⇒ [Same As Above]
19 The Coliseum,Auburn,AL,USA
⇒ [Same As Above]
20 University Of South Carolina,Columbia,SC,USA
⇒ [Same As Above]
21 William and Mary College,Williamsburg,VA,USA
⇒ [Same As Above]
22 Civic Arena,Baltimore,MD,USA
⇒ [Same As Above]
24 West Virginia University Coliseum,Morgantown,WV,USA
⇒ [Same As Above]
27 Civic Arena,Pittsburgh,PA,USA
⇒ [Same As Above]
28 War Memorial Auditorium,Rochester,NY,USA
⇒ [Same As Above]
June
09 Waldbühne,Berlin,GERMANY
⇒ [Summer Rock Festival]
11 Radstadion,Frankfurt,GERMANY
⇒ [Summer Rock Festival]
15 L'Olympia,Paris,FRANCE
⇒ [The French Radio Station Europe 1 Was Involved In This concert in Paris,
Broadcasted The Show A Few Weeks Later Via Its Famous Music programme 'Musicorama']
16 Circus Royal,Brussels,BELGIUM
August
05 Alexandra Palace,London,UK
⇒ [London Music Festival]
[North American Tour]
16 Dome Arena, Monroe County Fairgrounds,Henrietta,NY,USA
17 Louis Armstrong Stadium,New York City,NY,USA
18 The Auditorium,Bangor,ME,USA
19 Exposition Building,Portland,ME,USA
20 Suffolk Downs,Boston,MA,USA
22 ABC TV Studios,New York City,NY,USA
⇒ [Filmed For The "ABC In Concert" TV Show]
23 War Memorial Auditorium,Johnstown,PA,USA
24 Public Hall,Cleveland,OH,USA
⇒ [Originally Planned For The Tiger Stadium,Massillon,OH]
25 Memorial Auditorium,Buffalo,NY,USA
26 The Fairgrounds,Allentown,PA,USA
30 Julia Sanderson Theatre,Springfield,MA,USA
⇒ [Originally Planned For The Civic Center]
31 Onondaga County War Memorial Auditorium,Syracuse,NY,USA
September
01 Cape Cod Coliseum,South Yarmouth,MA,USA
⇒ [Originally Planned For The Coliseum,Hyannis,MA]
07 Broome County Veterans Memorial Arena,Binghamton,NY,USA
08 Civic Center,Baltimore,MD,USA
09 Civic Center,Salem,VA,USA
⇒ [Originally Planned For The Auditorium,West Palm Beach,FL]
11 The Scope,Norfolk,VA,USA
12 Greensboro Coliseum,Greensboro,NC,USA
14 Carolina Coliseum,Columbia,SC,USA
15 Cumberland County Auditorium,Fayetteville,NC,USA
16 The Coliseum,Charlotte,NC,USA
18 Municipal Auditorium,Nashville,TN,USA
20 Rickwood Field,Birmingham,AL,USA
⇒ [Originally Planned For The Memorial Auditorium]
21 Alexander Memorial Coliseum,Atlanta,GA
23 Cobo Arena,Detroit,MI,USA
26 International Ampitheatre,Chicago,IL,USA
27 State Fairgrounds Coliseum,Indianapolis,IN,USA
29 Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA
30 Veterans Memorial Auditorium,Des Moines,IA,USA
October
01 Pershing Municipal Auditorium,Lincoln,NE,USA
⇒ [Originally Planned For The Municipal Auditorium,Kansas City,MO]
04 Assembly Center,Tulsa,OK,USA
05 Memorial Auditorium,Dallas,TX,USA
06 Hofheinz Pavilion,Houston,TX,USA
07 Municipal Auditorium,New Orleans,LA,USA
[Scandinavian Tour]
24 Scandinavium,Gothenburg,SWEDEN
25 K.B. Hallen,Copenhagen,DENMARK
26 Vejlby-Risskov Hallen,Aarhus,DENMARK
27 Tinghallen,Viborg,DENMARK
28 Aalborghallen,Aalborg,DENMARK
November
[UK Tour]
08 Guildhall,Portsmouth,UK
09 Top Rank,Brighton,UK
10 Winter Gardens,Bournemouth,UK
11 Top Rank,Reading,UK
13 Heavy Steam Machine,Hanley,UK
15 Stadium,Liverpool,UK
16 The Apollo,Glasgow,UK
17 Empire Theatre,Edinburgh,UK
19 Top Rank,Doncaster,UK
⇒ [Cancelled]
21 City Hall, Newcastle,UK
22 The Hardrock,Manchester,UK
24 Kursaal Ballroom,Southend,UK
25 Rainbow Theatre,London,UK
26 Rainbow Theatre,London,UK
December
[European Tour]
06 Martinihal (Evenementenhal),Groningen,HOLLAND
07 Congresgebouw,Den Haag,HOLLAND
08 Vorst Nationaal,Brussels,BELGIUM
09 Concertgebouw,Amsterdam,HOLLAND
10 Turfschip,Breda,HOLLAND
13 Messehalle,Koln,GERMANY
14 Oberrheinhalle,Offenburg,GERMANY
15 Stadthalle,Vienna,AUSTRIA
⇒ [Originally Planned For The Konzerthaus, Cancelled]
16 Circus Krone,Munich,GERMANY
[関連記事]
「Osaka 1973 (Siréne-226)」
「Nagoya 1973 2nd Night (Siréne-238)」
「Munster 1972 (Uxbridge 1313)」
「Budokan 1973 (Gift DVDR)」
#2020-10-06