11月7日(水)は,学芸大学の メイプル・ハウス(Maple House)にて行われた Serie AK のライブへ.
Serie AK は,ピアノの あかぎしほ(:赤木志穂)さん,パーカッションの ロベルト・カジヤさん を 核としたユニット.
普段は関西で活動しているお二方&ユニットなので,関東に来る機会は限られており,この日を逃すと次は何時になるか判らない訳です.(笑)
と なれば行くしかないでしょ...
と言う事で,会社を定時に退社して 東急東横線の 学芸大学駅へ.
会場へは一度行った事はあるものの,学芸大学駅からの道を誤ってしまい一瞬迷子状態に.(苦笑)
歩くこと約20分.開演前に無事到着.
この日は 「 東京組 」 として,トランペットに 菅野淳史さん,ギターに <span style="font-weight:bold;">大橋勇武さん,ベースに 瀬戸尚幸さん,ドラムに 吉川弾さんを迎えてのセクステット編成.
ある意味このメンバーは最強です.
受付を済ませて,ビールを飲みながら開演時間を待ちます.
定刻を遅れること約15分.
ステージに登場したメンバー.
昨年リリースした Serie AK のアルバム 『 Oracion (オラシオン) 』 の 1st トラックとして収録されている "Cielo"("天空")からスタートした 1st Set.
この "Cielo" は飛行機の滑走から飛行を表すように,静から動へ,そして静へ... と移り替わって行く曲で,CDリリース前にも何度か聴いているのですが,素晴らしく良い曲です.
多分,"Cielo" の説明をしている あかぎしほさん(笑)
続けて MC では 「 楽譜には”大橋さん新曲,ワルツ”としか書いていない 」 との事で,大橋勇武さんに MC を振られたのですが,大橋さんはしっかりとタイトルを "鏡花水月"(多分,こうだったかと)と言っていました.
と言う事で,前回の 7月25日(水)の同会場,同メンバで行われたライブが初演の 大橋勇武さんのオリジナル "鏡花水月".
この曲は何気にスペーシーと言うか,大きな空間を感じさせる曲.
3曲目の "Cubano Chant"("クバーノ・チャント")は,あかぎしほさんが好きな ロベルト・フォンセカ(:Roberto Fonseca) が演奏していたので,てっきりロベルト・フォンセカの曲だと思っていた あかぎしほさん.
先日,関西で行ったライブで,この曲を演奏した際に,ライブ終了後にお客さんが SNSに書き込んでいた内容を見て,レイ・ブライアント(:Ray Bryant)だと知ったとの事.
因みにこの曲は,ロベルト・カジヤさんに 「 どんな曲を演りたい? 」 と聴いて帰ってきた曲とも言っていました.
1st Set 最後は あかぎしほさんが 「 元々,子供達に向けた曲で,寝ている時に悲しい顔をしていても,次の日に起きたら少しでも明るくなって,外に出て欲しいとの想いから書いた曲. 」,「 ライブでも演奏するようになって,皆に聴いて貰っている内に,聴きに来た人にどんなに辛い事があっても,次の日には元気になって欲しいとの想いも込めて演奏するようになった. 」 との MC に続き, 『 Oracion (オラシオン) 』 収録の "Dulces Sueños"("おやすみ") で締め括りました.
この曲は,本当に優しいタッチのピアノ演奏で,癒しのある曲です.
21時40分前後から始まった 2nd Set はアルバム 『 Oracion (オラシオン) 』 の "Remain"("花魁")からスタート.
過去の MC で 「 今と違う古い時代に一生懸命生きた人達,一本筋の通った人達をイメージして作った曲. 」 と言っていたの曲は,核となっているメロディーが憶えやすく記憶に残りますし,激しさもある曲の関係か 大橋勇武さんのギターはロック・テイストが強く曲もロック調に近かったのは,ある意味新鮮でした.
続けて新曲だと思われる "つまらぬ夢".
この曲は中間部分を ロベルト・カジヤさんに任せたとも言っていました.
遊び心あるパーカッションをフューチャーされており,中々良い曲でした.
そしてロベルト・カジヤさん作曲で ロベルト・カジヤさんと あかぎしほさんの コーラスが入る "Flor Del Corazon"("忘れな草").
この曲は,ロベルト・カジヤさんがメロディーを作って,メール等でやり取りしつつ あかぎしほさんがコードやアレンジをした曲.
2nd Set 最後は アルバム 『 Oracion (オラシオン) 』 収録でタイトル・チューンの "Oracion"("祈り")で締め括りました.
この "Oracion" では ロベルト・カジヤさんが,曲中で 祈りの言葉を言っています.
演奏終了後に拍手が起こり,それがアンコールを求める手拍子になり,メンバーはそのままステージ上に...
アンコールに応え 『 Oracion (オラシオン) 』 収録 の "Progress"("前進")を演奏.
ところが,これで終了せず,素晴らしい演奏に対して更なるアンコールを求める手拍子が...
最後はアンコールに応えて,あかぎしほさんのソロでメドレー形式にて "チューリップ","もみじ",そして少しアップ・テンポの "Maple Leaf Rag" を演奏し,この日のライブが完全に終了.
最後の "Maple Leaf Rag" は,会場の名前 "Maple" 繋がりで演奏されたかと思いきや,全然関係は無かったようです.
4ヵ月弱振りの Serie AK のライブ.
オリジナル中心のセット・リストで,時には強いアタックと緩急をつけた鍵盤さばき,多彩なパーカッションを使用した演奏等 に引き込まれ,あっという間のライブ終了でした.
[Member]
あかぎ しほ :Piano
菅野 淳史 :Trumpet
大橋 勇武 : Guitar
瀬戸 尚幸 : Bass
ロベルト カジヤ : Percussion
吉川 弾 : Drums
[Set List]
1st Set
1. Cielo / 天空 (@)
2. 鏡花水月 (#)
3. Cubano Chant
4. Dulces Sueños / おやすみ (@)
2nd Set
1. Remain / 花魁 (@)
2. つまらぬ夢
3. Flor Del Corazon / 忘れな草 (@)
4. Oracion / 祈り (@)
[Encore #1]
5. Progress / 前進 (@)
[Encore #2]
6. チューリップ
- もみじ
- Maple Leaf Rag
(@) アルバム 『 Oracion (オラシオン) 』収録曲
(#) 大橋勇武さんのオリジナル
次回は 同会場で 3月29日(金)予定だそうなので,ご興味のある方は是非.
[参考]
SEKIDO (赤道)
[関連記事]
「Serie AK @ 学芸大学 Maple House 2018-07-25」
「あかぎしほ Trio @ 赤坂 G's Bar 2017-11-07」
「Seria AK @ 池袋 INDEPENDENCE 2017-03-23」
「菅野淳史×あかぎしほ×坂井P幸市×平林義晴 @ 東長崎 STORK 2017-02-15」
Serie AK は,ピアノの あかぎしほ(:赤木志穂)さん,パーカッションの ロベルト・カジヤさん を 核としたユニット.
普段は関西で活動しているお二方&ユニットなので,関東に来る機会は限られており,この日を逃すと次は何時になるか判らない訳です.(笑)
と なれば行くしかないでしょ...
と言う事で,会社を定時に退社して 東急東横線の 学芸大学駅へ.
会場へは一度行った事はあるものの,学芸大学駅からの道を誤ってしまい一瞬迷子状態に.(苦笑)
歩くこと約20分.開演前に無事到着.
この日は 「 東京組 」 として,トランペットに 菅野淳史さん,ギターに <span style="font-weight:bold;">大橋勇武さん,ベースに 瀬戸尚幸さん,ドラムに 吉川弾さんを迎えてのセクステット編成.
ある意味このメンバーは最強です.
受付を済ませて,ビールを飲みながら開演時間を待ちます.
定刻を遅れること約15分.
ステージに登場したメンバー.
昨年リリースした Serie AK のアルバム 『 Oracion (オラシオン) 』 の 1st トラックとして収録されている "Cielo"("天空")からスタートした 1st Set.
この "Cielo" は飛行機の滑走から飛行を表すように,静から動へ,そして静へ... と移り替わって行く曲で,CDリリース前にも何度か聴いているのですが,素晴らしく良い曲です.
多分,"Cielo" の説明をしている あかぎしほさん(笑)
続けて MC では 「 楽譜には”大橋さん新曲,ワルツ”としか書いていない 」 との事で,大橋勇武さんに MC を振られたのですが,大橋さんはしっかりとタイトルを "鏡花水月"(多分,こうだったかと)と言っていました.
と言う事で,前回の 7月25日(水)の同会場,同メンバで行われたライブが初演の 大橋勇武さんのオリジナル "鏡花水月".
この曲は何気にスペーシーと言うか,大きな空間を感じさせる曲.
3曲目の "Cubano Chant"("クバーノ・チャント")は,あかぎしほさんが好きな ロベルト・フォンセカ(:Roberto Fonseca) が演奏していたので,てっきりロベルト・フォンセカの曲だと思っていた あかぎしほさん.
先日,関西で行ったライブで,この曲を演奏した際に,ライブ終了後にお客さんが SNSに書き込んでいた内容を見て,レイ・ブライアント(:Ray Bryant)だと知ったとの事.
因みにこの曲は,ロベルト・カジヤさんに 「 どんな曲を演りたい? 」 と聴いて帰ってきた曲とも言っていました.
1st Set 最後は あかぎしほさんが 「 元々,子供達に向けた曲で,寝ている時に悲しい顔をしていても,次の日に起きたら少しでも明るくなって,外に出て欲しいとの想いから書いた曲. 」,「 ライブでも演奏するようになって,皆に聴いて貰っている内に,聴きに来た人にどんなに辛い事があっても,次の日には元気になって欲しいとの想いも込めて演奏するようになった. 」 との MC に続き, 『 Oracion (オラシオン) 』 収録の "Dulces Sueños"("おやすみ") で締め括りました.
この曲は,本当に優しいタッチのピアノ演奏で,癒しのある曲です.
21時40分前後から始まった 2nd Set はアルバム 『 Oracion (オラシオン) 』 の "Remain"("花魁")からスタート.
過去の MC で 「 今と違う古い時代に一生懸命生きた人達,一本筋の通った人達をイメージして作った曲. 」 と言っていたの曲は,核となっているメロディーが憶えやすく記憶に残りますし,激しさもある曲の関係か 大橋勇武さんのギターはロック・テイストが強く曲もロック調に近かったのは,ある意味新鮮でした.
続けて新曲だと思われる "つまらぬ夢".
この曲は中間部分を ロベルト・カジヤさんに任せたとも言っていました.
遊び心あるパーカッションをフューチャーされており,中々良い曲でした.
そしてロベルト・カジヤさん作曲で ロベルト・カジヤさんと あかぎしほさんの コーラスが入る "Flor Del Corazon"("忘れな草").
この曲は,ロベルト・カジヤさんがメロディーを作って,メール等でやり取りしつつ あかぎしほさんがコードやアレンジをした曲.
2nd Set 最後は アルバム 『 Oracion (オラシオン) 』 収録でタイトル・チューンの "Oracion"("祈り")で締め括りました.
この "Oracion" では ロベルト・カジヤさんが,曲中で 祈りの言葉を言っています.
演奏終了後に拍手が起こり,それがアンコールを求める手拍子になり,メンバーはそのままステージ上に...
アンコールに応え 『 Oracion (オラシオン) 』 収録 の "Progress"("前進")を演奏.
ところが,これで終了せず,素晴らしい演奏に対して更なるアンコールを求める手拍子が...
最後はアンコールに応えて,あかぎしほさんのソロでメドレー形式にて "チューリップ","もみじ",そして少しアップ・テンポの "Maple Leaf Rag" を演奏し,この日のライブが完全に終了.
最後の "Maple Leaf Rag" は,会場の名前 "Maple" 繋がりで演奏されたかと思いきや,全然関係は無かったようです.
4ヵ月弱振りの Serie AK のライブ.
オリジナル中心のセット・リストで,時には強いアタックと緩急をつけた鍵盤さばき,多彩なパーカッションを使用した演奏等 に引き込まれ,あっという間のライブ終了でした.
[Member]
あかぎ しほ :Piano
菅野 淳史 :Trumpet
大橋 勇武 : Guitar
瀬戸 尚幸 : Bass
ロベルト カジヤ : Percussion
吉川 弾 : Drums
[Set List]
1st Set
1. Cielo / 天空 (@)
2. 鏡花水月 (#)
3. Cubano Chant
4. Dulces Sueños / おやすみ (@)
2nd Set
1. Remain / 花魁 (@)
2. つまらぬ夢
3. Flor Del Corazon / 忘れな草 (@)
4. Oracion / 祈り (@)
[Encore #1]
5. Progress / 前進 (@)
[Encore #2]
6. チューリップ
- もみじ
- Maple Leaf Rag
(@) アルバム 『 Oracion (オラシオン) 』収録曲
(#) 大橋勇武さんのオリジナル
次回は 同会場で 3月29日(金)予定だそうなので,ご興味のある方は是非.
[参考]
Amazon(アマゾン)
1,800〜2,583円
SEKIDO (赤道)
[関連記事]
「Serie AK @ 学芸大学 Maple House 2018-07-25」
「あかぎしほ Trio @ 赤坂 G's Bar 2017-11-07」
「Seria AK @ 池袋 INDEPENDENCE 2017-03-23」
「菅野淳史×あかぎしほ×坂井P幸市×平林義晴 @ 東長崎 STORK 2017-02-15」