2002年にデビュー・アルバム 『 カム・アウェイ・ウィズ・ミー (Come Away With Me) 』 でグラミー賞を 8部門受賞する偉業を果たした,女性シンガーソングライター:ノラ・ジョーンズ(:Norah Jones).

 昨年10月5日には,前作 『リトル・ブロークン・ハーツ (Little Broken Hearts) 』 以来,約 4年半振り 6枚目となるニュー・アルバム 『 デイ・ブレイクス (Day Breaks) 』 を日本先行発売,2002年,2005年,2012年に次いで4度目の来日公演として,2017年4月9日宮城県はゼビオ・アリーナ仙台公演を皮切りに,4月21日愛知県は名古屋センチュリー・ホール公演まで,追加公演を含み全 9公演を行いました.

 その来日公演から 6公演目に当たる 4月17日大阪は大阪城ホール公演をオーディエンス収録した 『 OSAKA 2017 (Uxbridge 661) 』 が,Uxbridgeレーベルからリリースされました.
 これはファンとしては嬉しい限り.

 LIGHTHOUSE にて取り扱っていた シャディー・アデュ(:Sade Adu)の 『 Promise In TOKYO (Wardour-194) 』 は,サウンド・ボード音源と言う事もあってか,完売になった後に再発と言う形で売れ続けていますし,BLIND FAITH でもジャズ系のブートを取り扱ってはいますが,ロック系の西新宿のブート店で,ノラ・ジョーンズ(:Norah Jones)って,どの程度売れるのでしょうか.
 シャーディーに比較して売れないと踏んでいるのか,今回は CDR でのリリースですが,これはこれで高音質で,且つノラ自身が有名なので,割と早く相当数売れるのかも知れませんね.

 音像は近く,ロック系の公演では無いので,オーディエンス・ノイズも殆ど無く,非常に高音質なオーディエンス録音で,一切のストレス無く通して聴く事ができます.
 強いて挙げれば,オーディエンス・ノイズが殆ど無いだけに "It's A Wonderful Time For Love" や "Come Away With Me" での,テーパー本人なのか,近くの方なのか判りませんが,咳払いが残念でなりません.

 アンコールとして演奏された "Sunrise","Creepin' In","Come Away With Me" では,アコースティック・セットの関係か,音響の関係なのか,本編と比較すると若干演奏音が小さいです.

 オープニングがデビュー・アルバム 『 カム・アウェイ・ウィズ・ミー (Come Away With Me) 』 収録の "I've Got To See You Again",そして同アルバム収録のタイトル・チューン "Come Away With Me" で,公演を締めくくるセット・リストも良いです.
 
 メーカー情報では
 『2017年4月、4年半ぶりの来日公演は、武道館3daysを含む全9公演のジャパン・ツアーとなり、しかも日によってセットリストが変わり、全公演大絶賛で終わった中、4月13日大阪城ホール公演の模様を、デジタル・オーディエンス・レコーディングにて94分にわたりコンプリート収録。
 一聴すればサウンドボードかと思えるクオリティーで、彼女のコンサートとしては比較的大きなキャパながら、繊細な格調サウンドで紡がれる歌声とピアノを見事に再現。
 そしてこの日は、ピアノを前に腰掛けてのデビュー作『Come Away With Me』)から“I’ve Got to See You Again”でスタート。
 そして瑞々しいジャズ・ピアノと歌の立ち上がったあとは、『デイ・ブレイクス』からの“Tragedy”、そしてカントリー色を帯びた“Out on the Road”と続き、ニール・ヤングの“Don’t Be Denied”などはソウルフルなパフォーマンスで。
 そしてピアノを離れ、キーボードやギターを奏でながら自在なステージも披露したあとは再びピアノに向かい、“Don’t Know Why”ではやはり喝采が起こり、続くピアノをリフレインさせるスウィング・ナンバーの新曲“It’s A Wonderful Time For Love”のあと本編最後は、ソウル・ジャズの“Carry On”にて。
 そしてさらにアンコールは、ウッドベースやマーチング・ドラムも持ち込まれたステージ中央に、メンバーが寄り添い、フォークタウン・スタイルでオーディエンスの手拍子を誘いながら、代表ナンバーを連発して楽しい雰囲気で終演。
 このような容たっぷりな一夜を、カンペキなクオリティーで収録した、来日限定のメモリアル・アイテムとして、必携コレクターズ・エディション。』

OSAKA 2017 (Uxbridge 661)
 
 Live At Osaka-Jo Hall,Osaka,JAPAN 17th April 2017

 Disc 1
  1. Intro.
  2. I've Got To See You Again
  3. Tragedy
  4. Out On The Road
  5. Those Sweet Words
  6. Don't Be Denied
  7. Chasing Pirates
  8. Rosie's Lullaby (with Dan Iead)
  9. Don't Know What It Means
  10. Tell Yer Mama
  11. Stuck

 Disc 2
  1. Don't Know Why
  2. It's A Wonderful Time For Love
  3. Travelin' On
  4. Little Broken Hearts
  5. The Nearness Of You
  6. Flipside
  7. Carry On
  8. Sunrise (Forktown)
  9. Creepin' In
  10. Come Away With Me

 Norah Jones : Vocal,Piano,Guitar
 Jason Abraham Roberts : Guitar
 Josh Lattanzi : Bass
 Pete Remm : Keyboards
 Greg 'G Wiz' Wieczorek : Drums

 Tell Yer Mama
 
 Don't Know Why
 
 The Nearness Of You
 
 Come Away With Me
 

[参考]
 2017 Japan Tour Dates
  April
   09 Xebio Arena Sendai,Sendai,JAPAN
   11 Nitori Bunka Hall,Sapporo,JAPAN
   13 Nihon Budokan,Tokyo,JAPAN
   14 Nihon Budokan,Tokyo,JAPAN
   15 Nihon Budokan,Tokyo,JAPAN
   17 Osaka-Jo Hall,Osaka,JAPAN
   18 Fukuoka Sunpalace,Fukuoka,JAPAN
   19 Hiroshima Bunka Gakuen HBG Hall,Hiroshima,JAPAN
   21 Nagoya Century Hall,Nagoya,JAPAN       

 Norah Jones performing "Day Breaks" Live on KCRW
    
 Norah Jones - Live in Switzerland 2016
    



 





 





 





 





 





 





 





 





 





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Promise In TOKYO (Wardour-194)