9月19日(土)は,赤坂にある G's Bar で行われた 『Saudade de vocé』 ライブに参戦.

 『Saudade de vocé』 は,ヴォーカルの 佐川明子さん,ギターの 田村太一さん,ピアノの 小場真由美さんの 3人からなるトリオで,全員大阪を中心に活動しているミュージシャンです.

 Facebook で,ピアニストの小場真由美さんと繋がっているのですが,大阪中心で活動している小場真由美さんのライブを観る事ができず,たまたま9月19日(土)に都内でライブを行うと言う情報を,8月に頂き,今回,初めての参戦になりました.

 19時00分開場,20時00分開演予定と言う事で,最寄駅からJR根岸線で横浜駅へ,横浜駅でJR東海道線に乗換え新橋駅へ,新橋駅で地下鉄銀座線で溜池山王,溜池山王//国会議事堂前で千代田線に乗換え赤坂下車.
 自宅からドアtoドアで,90分強なので,そこそこ距離はあるものの,乗り継ぎの方が面倒でした.(笑)

 会場には,19時40分頃に到着.

 会場の G's Bar は,今回,初めて行きましたが,東京メトロ千代田線の赤坂駅から近く判り易い場所でした.
 まぁ,お店の HP の ACCESS どおりに行ったんですけどね.(笑)

 
 

 既にテーブルには 3名座っており,私も案内された席に着席.

 店内は15~16人前後が入れる,小洒落たバーと言う感じ.
 普段は,JAZZだと横浜,関内近辺のライブハウス,Rockだと左記に加え都内,埼玉,千葉もと言う感じなのですが,赤坂と言うしゃれた土地柄か,飲み物,つまみ類は,横浜,関内に比較すると多少高めと言う感じでしょうか. 

 

 ビールを注文して,開演時間を待ちます.

 1st Set

 開演予定時刻の20時を少し過ぎた時に,ピアノの小場真由美さんと,ギターの田村太一さんが,それぞれの位置につき,最初はデュオで "Marionnette" を演奏.

 1曲終了したところで,ヴォーカルの 佐川明子さんが登場.

 この 3名での東京でのライブは初めてで,この際,バンド名を決めようとの事から,今回,ポルトガル語でバンド名を付けてみたとの事.
 Saudade de vocé (:ソウダ・ジ・ボセ と読むらしい)

 そして 9月という事?で 2曲目は "September" .
 10月に入ったら,10月に関係する曲を歌うとの事も言っていましたが,良い曲は月とか時期とか関係なしで良いと思うんですけど.(笑)

 

 3曲目 "You Taught My Heart To Sing",4曲目 "On A Clear Day (You Can See Forever)" と続けて演奏.

 佐川明子さん
 

 次は,大分前からレパートリーには入れたものの,自分がしっくり来なくて 3年経ってしまったが,最近良く歌っている曲との事で,"Where or When".

 小場真由美さん
 

 そして本人もタイトル名が長いと言っていた曲で "Guess I'll Hang My Tears Out To Dry".

 続けて,田村太一さんのギターのリズムから,サンバのリズムで,ポルトガル語の "Felicidade".

 田村太一さん
 

 途中でシェーカーを振りながら歌ったのが初めてらしいのですが,難しかったようです.(笑)
 この曲は曲調が明るいが,歌詞はめっちゃ暗いとの事.

 1st Set の最後は "Ain't Misbehavin'" で締め括り,ショート・ブレイクに.

 25分程度のショートブレイクの後に 2nd Set.

 2nd Set

 2nd Set では,何と,偶然ライブに来てカウンターで聴いていた,真由美さんのお知り合いで,っピアノの 高橋雅人さんが,真由美さんに頼まれて.2nd Set のオープニングで 1曲 "Stella By Starlight" を,ギターの 田村太一さんと DUOで弾くと言うサプライズも!

 高橋雅人さんを紹介する小場真由美さん
 

 本当に素晴らしい演奏で,中間部では,ギターの田村太一さんも気分良さそうに,ソロを弾いていました.

 

 お互い初対面でしたが,ジャズだと,こんな事もできるんですよね.

 そして 1st Set と同様に,1曲終了したところで,佐川明子さん登場.
 
 楽しく行きましょうと言いつつ,2曲目は暗い曲との MC から "Cry Me A River".

 次は,もの凄く明るい曲で,気分は躁鬱の激しい人のようですが...との MC から "Taking a Chance On Love"

 ここで東京に着いて,地下鉄に乗り換える時に苦労した話.
 確かに地下鉄乗換え時に,駅によっては時間がかかるのは,私も感じます.
 
 人間には 2面性があって,明るくしている裏で失敗とか今までの事とかを思い出して,涙している時ってありませんか?と言う事を思い浮べながらとの MC から,スロー・バラードで "The Other Woman".

 続けて "No More Bluse".

 日本語で心にぐっと来る歌.との MC から,森高千里さんの "渡良瀬橋".
 まさかこの曲が歌われるとは思っていなかったので,ある意味サプライズ!

 2nd Set 最後は "Brides" で締め括りました.

 


 同時にアンコールを望むお客さんの手拍子に応え,そのままの状態からアンコールに突入.

 ラテン,サンバが好きという佐川明子さん,アンコールは "Day By Day".

 各 Set の 1曲目は,ヴォーカルなしのインストゥルメンタルで,ピアノとギターのデュオで,2曲目以降が佐川さんのヴォーカルを含めてトリオでの演奏でした.

 1st Set が,55分,2nd Setとアンコール が,60分前後で,ライブが終了しのが,22時40分頃.

 佐川明子さんの MC も関西ののりで,楽しくあっと言う間のライブ終了時間でした

 MC で歌詞の内容等をお客さんに伝えつつ,ライブが進んで行く形も良かったです.
 MC 等で,歌詞の内容等を紹介して貰えると,聴く方も,その情景を思い浮かべて聴けるので,これは助かります.

 まだまだ晴れた日は昼間は暑いですが,それでも夜は過ごし易く,秋の気配.
 そんな中で聴く,ピアノトリオや,女性ヴォーカルの歌声は,季節的に合います.

 最後に,小場真由美さんと 住吉健太郎さんのユニット:KenKobaさんの CD 『Dear...』 を購入して帰宅の途に.

 このメンバーで,12月10日(木)に同店でライブ予定だそうです.

 [Set List]
  [1st Set]
   1. Marionnette
   2. September
   3. You Taught My Heart To Sing
   4. On A Clear Day (You Can See Forever)
   5. Where or When
   6. Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
   7. Felicidade
   8. Ain't Misbehavin' 

  [2nd Set]
   1. Stella By Starlight
   2. Cry Me A River
   3. Taking a Chance On Love
   4. The Other Woman
   5. No More Bluse
   6. 渡良瀬橋
   7. Brides

  [Encore]
   1. Day By Day
 
 [Saudade de vocé]
  佐川 明子 : Vocal
  田村 太一 : Guitar
  小場 真由美 : Piano


[参考]
 Dear...』 の PV (クリックすると動画サイト:Vimeo へジャンプします

小場真由美さんのCD

Dear...



Oblivion



Last Note



佐川明子さんのCD

アルケミー・テイスト