(埼玉の方言でそろそろ梅雨入りですね。の意味)
おはこんばんちは。僕です。
太麺好きには鬱陶しい薄着の季節がやってまいりました。
人類月までたどり着いて約半世紀。未だに人類はうどんやラーメンのスープが跳ねる問題を克服できずにいるんだよ。ちょっとコレどういう事よ?
ポルノでグラフィティな人たちも言ってましたが。
あ、私アポロ11号は月面に降りてると思う派です。
嘘と確定するに材料が足りないものは本当であるって前提で生きてます。怪しいと思うことはあっても全否定はしないです。ハイ。
前置きが長くなりましたね。以下本題。
氷河期世代の引き篭もりがようやく社会問題化してきました。
ワタクシ結構前からずっと言っていたんです。
で、せっかくなんで今思う事をいくつか書いてみようかと思いまして。
まず一つ
年齢の近い世代として思う事はあの時代に就職経験してる人間はほぼ全て死ぬほど苦労している。
ある人は会社に入るために。またある人は入った会社のいい加減な管理体制に。
あの時代ベンチャーだ実力主義だと耳障りは悪くない価値観がどんどん生まれてました。
お陰で中身が単なるブラックで人の定着なんて期待してない会社ですらも実力主義なんて言葉で飾って大学に求人票持ち込めば学生が簡単に集まってました。
まともな会社に就職しようとしても募集がない。
ブラックに就職してしまうと将来がない。
そんな時代で就職に成功した人(現在に至るまで順調に働けてる人間)は本当にすごいと思う。
で、その狭き門に入れなかった人々の中でもこの20年の間に心が折れちゃった人がそれなりに沢山いるという事実。
これはこれで可哀想な状況だと思います。
しかし、第二に
自分の身に置き換えてみると
なかなか就職が決まらずに甘い誘い文句に騙されて入った会社が超絶ブラック。朝六時に家を出て夜中十一時まで帰れない様な生活。あまりに不毛で社会の役に立っていないのではという絶望感。経営者他のあまりに身勝手な物言い。社会を知らないクソガキは2年保たずに心が折れました。有り体に言って負け組です。
が、今はちゃんと働いてますし生活を立て直すのに環境が恵まれていた世代と比べれば少し時間がかかったかもしれませんが結婚して子供もいてとりあえず普通のおじさんです。
その過程でそれなりに苦労もあったと思います。
忘れていたつもりでもこれだけ最初の会社の文句が出てくるあたり当時は本当に辛かったんだと思います。
だからこそ今の氷河期世代で社会に出てる人の中で特に就職前後に酷い目にあった人たちの多くは未だに生活を立て直せない同世代に苛立ちと言うか憤りがあるのではないかと思います。
甘ったれるな。誰だってつらい思いしてたんだ。と言った具合に。
で、それこそが引き篭もりへの支援が行き届かない遠因じゃないかと思うんです。
みんな頑張ってるのに頑張れないのはレアなケースであるし、本人に問題がある。と、考えてしまいがちです。
三つ目に
求人に関してですが、日本の未経験職種の求人は大体35歳まで、よくて39歳までです。
つまり支援するとしてぶっちゃけ10年は遅かったと思います。
10年前に手を打っていれば、100万単位の人生詰んでる人を量産しなくても良かったはずです。
まぁ、10年前は悪夢のあの人たちが政権握ってましたからね。あと、リーマンショックとかで企業も体力なかったからね。しょうがないね。
でも、元々バブル崩壊からはじまり就職氷河期、30代に差し掛かるとリーマンショックに敗者復活戦を潰されてますよね。
運が悪いよねーって本当に運ですかね?
人災のにおいがプンプンします。
四つ目に
いくらやる気のない甘ったれだとしても氷河期世代の救済はしないとダメだと思います。
そうしないと20年後に身寄りのない年金ももらえない老人を量産してしまうことになるから。
ただ金渡して救済しましたってのは絶対ダメ。
上に書いた通りの理由で自立支援とかで働き口決めてやるのがいいと思う。
ある程度の生活力を得させてそれでもどうにもならない奴に実弾で支援する様にしないと。
老後の生活保護を先払いするだけになりますよ絶対。
上から目線かもしれませんが資源の乏しい日本において人材は大事な資源なんですよ。
それを無駄にしていることはとても酷いことなんだと思います。
結局
法律作ってまで外国人呼ばなくてもこの世代の日がな1日ゴロゴロしてる役立たず眠れる獅子たちに機会を与えることができれば万単位の求人難をフォローすることは理論的には可能だったはず。
無敵の人を増産させないためにも40代の求人を増やす様な支援策を出して欲しいもんです。