この歌なんか好きなんですよね。
マイナーな曲なのでカラオケで歌うこともないですし随分昔の曲なので今聴くこともほとんど無いんでが。
それでも好きな理由を考えたんですが、
きっとネガティブな要素が微塵もないからなんだと思います。
ワタクシ子供の頃からなんですが、
憂鬱になるものにお金を出す感覚が理解できないといいますか、
例えばホラー映画とか。
怖い思いやグロい絵を見れば気分が落ちるのになんでわざわざお金払って観に行くのか。とか、
例えば昔の中島み●きとか、
なんでこんな辛気臭い歌ばかり歌うんだとか
金払って歌聴いてなんで泣かなきゃいけないんだとか。
もちろんホラー映画や後味の悪い作品にカタルシスを求めるタイプの方も多分にいらっしゃる事を考えればそう言う考えがあって困る事は一切ないので
本当に個人の趣味趣向の話なわけです。
言ってしまえばワタクシ自身がこう言った読後感の悪いものを受け付けない、言うなれば趣味の子供味覚な奴という事なんですが
ワタクシの様な物語はスカッと悪者ぶっ殺してヒロイン助けてハッピーエンド。
と言う全盛期のハリウッド作品の様なノリの感覚がお子様な奴にとってこのbig treeの痛いくらい前向きな比喩表現だらけの歌詞というのはとても心地よく感じるものです。
おそらくこの歌が作られた背景として徐々に売れ出したチャゲアスがsay Yesでスターダムにのし上がった直後に書かれた曲だと言うのも関係してる様に思います。
歴史上の人物の言葉で言えば
織田信長の天下布武や
藤原道長の此の世をば〜の短歌の様な
とうとう掴んだと思った時に出てきた作品なのだと思います。
ただ残念なのはこの歌はほとんどコンサートなどで歌わないそうです。
もしかしたら歌のパワーに最近のASKA本人では負けてしまうのかな。とその様に思うこともあります。
聴いたことのない方にも一度聴いてみることをお勧めしたいです。
天下取ったと思った瞬間の男の見る景色を追体験できるかもしれません。
と、珍しく長文で熱く語りましたが
日記としてはどうなんでしょうね?
とりあえずこの間泊まった某所のビジネスホテルの気になったところを貼っておきます。