エルベ特別攻撃隊 | あるごりずむ

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日々眠い男の妄言

ドイツ第三帝国末期の特攻隊(エルベ特別攻撃隊)



この作戦の恐ろしい所は
パイロットは使い捨てだけど生還を前提に作戦が立てられている。
生還したらもう一回同じ攻撃をする

この二点。
生還が前提なので日本のカミカゼアタックとは根本的に違います。
(もっとも初期の時点で生還率は10%程度とされていたようです。)
人間を使い捨て感覚なのは共通ですが。

攻撃隊の戦果自体はしょぼかった様ですが、米パイロットは大いに恐怖したようです。
そりゃそうですね。普通の戦術が全く役に立たない敵だし、
当時の航空機には飛行機を爆散させられる武装が無いんですから狙われたら助からない。なんて意識が働くでしょうし。


このエルベ特別攻撃隊の生還者のインタビューを観た事があるんですが、
「敵の編隊に取り付く前にコクピットを撃ち抜かれた。腕の感覚が無いので撃たれたのを実感していたがプロペラで敵の尾翼を引き裂くことに集中した」
とか、
「激突後、運良くキャノピーが吹き飛んだので機外に飛び出た。パラシュートを開きたかったが今の高度では酸欠になるので1000mくらいまで自由落下してからパラシュートを開いた。」

いうんですよ。爺さん達が。
孫にチェルシーやるのが生きがいみたいなどう見ても好々爺然としたジジイが。

日本にも共通するがそりゃ先進国になるわ。こんなジジイがいっぱい居たら。



と、なんとなく上の動画(番組名:ドッグファイト華麗なる空中戦)を眺めてそう思った。

俺なんか
・高い所嫌い
・激突する恐怖心
・激突時に気絶しそう
・落下の恐怖で酸素の薄い高度でパラシュート開きそう


うん。こんなジジイに何やっても勝てないぞw俺。