Mitsubishi A6M3 Maintenance and Repair 21 先週末には、取り出した燃料タンクの漏れ箇所が溶接されて返ってきていました。 配管継手類の亀裂の入った古いゴム製ガスケットを交換する必要があるのでそれらを取り外し、また点検のため、燃料フロートセンサーを外しました。 フロート部は米国機でも大戦当時はコルク製のものが定番であったの事ですが、ロシアで90年代に復元されたこの機体には、さすがにコルクは使用されていませんでした。 フロートセンサーを外した開口部からは、内部の緩衝壁下部に四角い小さなドアがあるのが見えました。 このドアが何の役目をするのかよく分かりませんが、構造上大事なものであると思います。