今の時代だと、テレビや、実際に見たりで、誰もが「気球」を知っています。
なので、実際に気球を見ると、「大きい」とか、夜に見ると、「きれい」などという表現になります。
しかし、気球は明治の半ばまでは、まだまだ、一部の軍関係者しか見ることがないもの。
それをみた日本人の衝撃も大きく、「お化け」とか「ラッキョウのお化け」という表現を目にする事が出来ます。
この時代の気球のサイズは、イギリスのスペンサーが来日した時の、新聞記事によると、長さ9間(約16メートル)、幅5間(9メートル)、周囲17間(約30メートル)とあります。
この時代は、ガス気球が主流なので、「ナイトグロー」で、大きな提灯のように、煌々と周りを明るく照らす、夜の「熱気球」の美しさは、見ることが出来ません。
この時の気球は、ショーとして見るのが主流で、搭乗というのは、ほとんど無かったのだと思います。