☆自分がベンゾジアゼピンを服用してしまうことになった経緯☆

  ☆誤診に至った経緯☆

 

    元々 自分は、

  ① 「広汎性発達障害」がありました。

  ② 「脊髄狭窄症」もあったのですが、

  そのことに気づかずに、20年以上過ごしていたため、

  ベンゾジアゼピンを服用することになってしまいました…

 

  その経緯を以下に記載したいと思います。

 

  自分は元々 「左足」と「左腕」(左半身)に力が入りにくい症状が子供のころからありました。

 

  また…

  

 ◆4歳頃~ サンダルを履いた時、左足のサンダルが脱げやすい

 ◆子供の頃 スケートでは、バランスを取りにくい、不安定で体重を乗せれない。

 ◆左足で地面を掴む力が弱い

 ◆三角座り(体育座り)をすると、体重のバランスがとりにくく 右足首が上がってしまう

   (左足は地面についている 右足はバランスがとりにくく 右足首が上がる)

 ◆ボールを投げると、まっすぐ投げようとしてもシュート回転がかかる

 ◆体育のテストで「長座体前屈」のときに、右足と左足でツッパリ感が違う

  (左足の爪先は脱力した感覚。右足は力が入るが 突っ張った感覚)

 ◆自転車をこぐときに、左足が漕ぎにくい

 ◆高校の時から 強くなっていった「喉にものが詰まる」

  (おにぎりを食べると 必ず呼吸ができないほど 喉につまり

   慌てて 飲み物で押し込む感じ)

 等々がありました。

 

 以下 既往の履歴を記載します。

----既往歴--------------------------------------------

  ◆ 1988年  1歳半頃~   アトピー性皮膚炎

  ◆ 1歳8カ月以降 乳幼児健診にいってない。

    (3歳児検診も未受信)

    ※母子手帳の記録より

 

  ◆ 熱性けいれん 1歳頃  2回~3回程度有り

  ◆ 3歳児 交通事故 右足小指+右耳を擦傷

    (歩道を歩いていた所、後ろ側から自動車に轢かれる

  ◆ 7歳  小学生1年

     父親に海に連れられ、防波堤横のテトラポットで

     滑落事故

     ➡頭の両側を挟む

     (事故の後、感情を感じにくいような感覚がある

      「楽しい場面」でも笑えない

      「悲しい場面」をみても 悲しいと言う感情が湧かない。

     等々 喜怒哀楽が脳で認識できない。

 

  ~ 小学生 ~

   1997年  10歳 小学生4年   ~   アレルギー性鼻炎

  ~ 中学生 ~

  ◆ 2001年  14歳  中学生2年  ~   野球肘(離断性骨軟骨炎)

    (卓球部で 激しく練習していないにもかかわらず 野球肘になった)

 

  ◆ 2002年  ③の野球肘のため、右ひじの軟骨に、左ひざの軟骨を採取し、

    右ひじに移植をする手術をした。

    その手術の際に、麻酔により「高熱」が起こり、初めの手術は中断

 

  ◆ 2002年  14歳 中学生2年 心臓検診で不整脈あり

 

   ~ 大学生 ~

 

  ◆ 2005年  18歳 大学1年生のころに、

    中学生のころから知り合いの友人1人に

    「後ろからみていると 歩き方がおかしい」

    (地面をけり上げる足が 跳ねるように見える)

    というようなことを1度言われる。

   ➡この時自分は

    「14歳の頃に膝を手術しているために

     歩き方がおかしくなっているんだろう」と思っていました。

 

  ◆ 2009年  22歳 就職活動時に緊張が強いため、

    診療クリニックで、抗不安薬(頓服)をもらう

    (数回程度の通院)

 

  ◆ 2009年  22歳 大学4年生 冬の終わりに、

    「バイト中に緊張が強い」「作業が思うとおりに出来ない」

    「周りについていけない」ため、心療内科を受診

    受診の結果、「SSRI(デプロメール50mg)」を服用

    (2009年2月~2011年夏まで通院)

 

  ~ 社会人 ~

  ◆ 2011年 10月 24歳 就職をするが、仕事をうまくこなすことができず

              1年後に異動。(上司より「やる気があるようにみえない」)

              挽回するために別部署に異動

              しかし、半年間すら続けることができず、やむを得ず辞職

              (2009年4月~2011年10月 まで勤務し 辞職を勧められる)

 

  ◆ 2011年 10月 自分がどうして仕事ができないのかわからず、

              また歩きにくさ等も感じていたため

              県立病院(脳神経内科)受診

             ⇒歩きにくさ、仕事についていけない、等々症状を伝えた結果

                           脳のCTを撮影

                        ⇒CT撮影画像に異常が無いため、「異常はないです」とのこと

 

 ◆ 2012年 3月  やむを得ず どうしていいかわからないため

             某病院の精神科を受診

    

   ●初めて神経心理学検査「WAIS=Ⅲ(ウェイズスリー)」 を実施。

    (脳の機能を測る検査(数字の暗唱 図形の組立 積み木 等々)        

   ➡ この検査の結果

      視覚性IQ 80程度 言語性IQ110程度 で

     視覚性と言語性IQにバラつきがあり、差が大きいことが客観的にわかった。

   

   ※本来ここで「発達障害」の診断が出ていればよかったが、    

     医師の誤診により、見過ごされる。 

 

 

   「ベンゾジアゼピン」の服用を勧めれ処方

   ➡服用後3カ月後には

     不眠 悪夢 思考回路が鈍い 衛生観念がなくなる

      時間の感覚の欠如 曜日感覚がわからない

      起き上がれない 体が重い 等々

     様々なことが起こる。

 

 ◆  睡眠外来を受診

   (眠れない原因は、睡眠障害がほかに何かあると思っていた)

  ➡1日の睡眠検査の結果、

   「レム睡眠」

   (体のみ寝ている。 脳は起きている状態の浅い眠り)

   が続いていて

   「ノンレム睡眠」

   (脳が寝ている。体も寝ている深い眠り)

   がないとのこと。

 

◆ その他、大学病院の神経内科を受診  

   現在の症状

  (眠れない、仕事についていけない、薬を飲んでからさらにさまざまな症状がでてきた

   幼少期からの歩きにくさ 左半身の力の入りにくさ)を訴え

  医者 3名に代わる代わる血液検査 脳のMRIをしてもらう。

  ➡全て異常が無い。 

 

 ◆ 2013年7月   某病院精神科の受診を自主的にやめる

   ( 医者へ「眠れないこと」を伝えると、

     更に別の種類のクスリを試そうとするため 疑心暗鬼になったため)

 

   以降、離脱症状に 2013年~現在 (2019年3月)まで苦しめられる

   ※今は少しずつ回復している

 

◆ 2015年夏頃

   大学病院の精神科を受診。

  ➡医師より「2012年に実施したWais=Ⅲ」(ウェイズスリー)の検査結果」や

    成長過程の聞き取りで広汎性発達障害の特徴がみられるとのこと

    ※自分の発達障害の特徴

     ・ 地名の暗記力が高い

     ・ 空気が読みにくい (人間関係でのつまずき)

     ・ 目線を合わせにくい 

     ・ 幼少期の頃に、周りの子供が興味が持つものに興味が無い

      (アニメ おもちゃ等に対して興味が薄い)

     ・ 幼稚園の頃 「ごっご遊び」ができない 

      (おままごと が 出来ない=役割を真似することができない)

     ・ 一人遊びが多い

     等々

 

  正式に「広汎性発達障害」と認定される 

 合わせて 障碍者手帳を取得

 

◆ 2018年11月  

  大学病院 神経内科を受診

  再度、

  現在の症状

  (眠れない、仕事についていけない、薬を飲んでからさらにさまざまな症状がでてきた

   幼少期からの歩きにくさ 左半身の力の入りにくさ)を訴え

  血液検査 脳のMRIをしてもらう。

  ➡全て異常が無い。 とのこと

 

◆ 2019年2月

  個人病院の脳神経外科を受診

  脊髄MRIの結果

  ➡「脊髄狭窄症」があるとのこと。

  (先天性の可能性が高いとの話)

 

  ようやく、歩きにくさ 力の入りにくさを感じていた原因が判明。

  ➡2019年4月に手術を受けることに。        

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  長文になってしまいましたが…

 

  早くに、自分と両親が、

  「広汎性発達障害」「脊髄狭窄症」がわかっていれば、

  両親は子育て時に、事故やアクシデントを防ぐことが出来たと思います。

  ➡突発的に動いたりする可能性を推測できたり

    脊髄の症状でバランスが取りにくいため、

    「危険な遊びを避ける」、「体育」の授業で無理に運動をさせない」等

   様々な対策ができた。

  ➡就職に関しても、

    障害者にあった就労・仕事を探せば、

   自分と両親、仕事場でのトラブルも避けることができた。

 

  今判明したことは後悔するばかりです…

 

 

 

 

 

 

2018年10月2日(火)20:00頃 近況報告ブログ

 

 

前回のブログ(2018年2月1日)から およそ8カ月ぶりの近況報告です。

今の体調は、以前に比べておよそ7割程度回復しているように思います。

 

まず初めに・・・

★このブログの読者の方へ ベンゾジアゼピン系断薬について★

私の個人の感想ではありますが・・

断薬する場合には、自己判断しないでください。

専門家や精神科医の協力と指導の下、

少量ずつ減らしていくことを強く勧めます。

 

「ベンゾジアゼピン系漸減法」

(くすりを、少量ずつ減らす あるいは弱い薬に順々に

 変えていき、 脳にベンゾジアゼピン系薬剤の依存性を気付かれないようにし、 離脱症状を和らげる方法)

 

 を知ってる方に同意を得ながら、行った方がいいと思います。

(私自身 非常につらい思いをしたので)

 

改めて申しますが、自己判断での断薬はお勧めできません。

※尚、上記のアドバイスは個人的見解のため、一切の責任を取りません。 ご了承ください。

 

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以下、自分の服薬履歴と現況の報告です。

 

2012年2月下旬~2013年7月頃まで飲んでいました。

 

 メイラックス1mg 朝と夕食後 1錠 1日2回服用

 ジェイゾロフト50mg   〃    1錠    〃

 ウィンタミン錠 12.5mg     頓服(ほぼ飲んでいない)

 

↑主にこれらを1年5か月ほど飲んでいました。

注意)ほかにも不眠症状がでて追加になった薬がいくつかありますが・・

   セロクエル デパケンR リスミー等

 

 それから、運転ができない、思考が鈍る、シチュエーションに合わせて動けない、

部屋の片づけや料理もできない、忘れっぽくなる等 たくさんの症状が出ました。

 

 最近は少しずつではありますが・・回復してきたので

まとめて書こうと思います。

 

【①睡眠】

睡眠・・早朝覚醒     時々あり

     

     就寝時間     大体決まった時間に眠れる

      

          起床時間    起きる時間が定まり、朝に起きれるようになった。

     

          寝た感覚    まだ覚醒と睡眠の境目がボヤっとしていて

               特に起きたときは、覚醒してるのか

               はっきりしない。

 

     夢         夢を見ることは少なくなったが、

               以前悪夢を見ることは多い。

 

【②食欲 喉の渇き等】

 満腹感   あまり感じないが以前よりは感じるようになってきた

        (以前は満腹感を感じにくく、寝る前や夜中にも

        たくさん食べていた。)

 喉の渇き  喉の渇きも感じにくく、たくさん水を飲んで 

        おなかを壊すこともある

 

【③性欲】

(不快に感じる方もいるとは思いますが、記録として残すために書いています ご了承ください)

 性欲は以前より減退し、興奮する感覚があまりない。

  

【④その他身体的所見】

■バイタル

  熱 常に37度3分くらい

  以前の平熱は36.2度 少し熱っぽいのが続いている

 

  心拍数 120 ※もともと緊張しやすいほうではあるが・・

          以前は「110」くらいだったので少し上がってる?

 

  血圧 145~150程度

  (病院で測ってるため 白衣高血圧の可能性もあり)

 

■ 便通

 ※(不快に感じる方もいるとは思いますが、

  記録として残すため に書いています。ご了承ください)

  以前は、トイレに行きたくなる感覚が鈍く、

  分かりにくかった が・・

  今はそれも少しずつ分かるようになってきた。

 

  ただ尿閉感や、残尿感がある。(以前は全くなかった)

  また軟便が多かった。今は少しずつ改善してる。  

 

■目(眩しさ)

  周りの光が眩しく感じることが以前より多い。 

  注)(眼科に行って検査してもらったが、異常なし。

    眼科にいって散瞳薬をしてもらったときに、

    全身の動きが緩慢になり、ろれつが回らず、

    重度なパーキンソン病のような感じになった。

   ※その時の薬剤は ミドリンPか硫酸アトロピン)

    その後、病院の外にでて、外の光を浴びて、見上げた時に

    一気に体の力が抜けて、血圧が上がり、眼科にもどった

    ときには・・

    瞳孔が左右で不同で開いてる状態で血圧も高く、

    看護師さんに助けてもらった。

    (過去にこのような人は見たことないとのこと)

 

■耳 

  閉塞感と聞こえにくくなってる。

  また大きい音を聞いても深いに感じない。

  心地よい音がわからなくなってる。

  そのため、大音量で音楽を聴いても気にならない。

  (もともとは音に敏感だったが 鈍感になってる)

  

■顔の筋肉

  薬剤性ジストニア(精神科医師の診断では)

  口を開けたときや軽く動かしたときに、勝手に動いてしまう。

  また頭の中の筋肉が固まって突っ張ったような感覚が強い。

  回復しない。

  →以前に比べて回復した感じがする。

 

【⑤脳機能(思考力 注意力 遂行能力等)】

 思考力・・少しずつ考れるようになってきた。まだ完璧ではない。

       以前に比べて作業はできるようになった感覚。

       →タイピングのスピード、計画を立てる等

        スケジューリングも少しずつ回復している。

 

 注意力・・周りの状況から、身を避けたり、何かの音に集中

 したり気づく能力は 依然戻ってはいないが、少しずつ回復

 してきたような気がする。

定時に行うことに気づきが良くなってきている。

  その時間になると「あれやらないと・・」と気付けるようになっている。

 (例:20時になったらお風呂を沸かすスイッチを入れる

    7時にはごみ捨てに行く 等)

 

 遂行能力・・手順を覚え段取りを踏んで作業することは、

         やはり苦手。

         ただ最近は、以前と同じではないが、簡単な料理

         や作業は少しずつ 

       できるようになってきた気がする。

       →料理も少しずつできるようになってきた。

       →「帰り道に○○を買う」「バスや電車の乗り換え」も 

         依然と同様にできるようになってきた。

 

 意欲・・ 意欲に関しては まだほとんどわかず、掃除も

       ほとんどできない状態。

       →掃除・洗濯を行う意欲や、整理する方法なども 

        自分の意志で決めれるようになってきた。

       部屋の中には、服やゴミが散乱してしまっている。

       (どこに何をしまったらいいか どうしまいたいかが

       わからない)

       ただ、最近少しずつではあるが回復してる気がする。

       →部屋の中の掃除は良くなってきた。

       ※服用前は、着た服は、定期的にたまったら、

         仕分けしてクローゼットやタンスにしまって

         いたが、できなくなった。

       

       音楽を聴くことが前は好きだったが、離脱症状に

       なって以降、

      興味を持てず、何が好きだったのかわからなくなること 

      があった。 また、少しずつ回復してきたときには、

      激しいEDMを爆音で聞いたり、

      以前の好みとは少し違うものを聞いていた。

    

      今は少しずつではあるが以前の音楽の趣味に戻って

      きた気がする。

      →今は落ち着いた曲を聴くことが多くなり、

        以前の音楽の趣味のEDMを、どうして沢山聞いていたのか

        疑問に思うことがある。

 

運転・・・車の運転は不可能。注意力散漫・予知危険の察知も

     難しい。

      空間認識力(空間の中の目に見える物を見て、その見た

      イメージから

      大体どのくらいのところにあるか等を認識する力)も

      弱く、前方車輛との距離、車間距離等がわからない。

      アクセルをどの程度踏んだら、いいのかの判断も

      わからない。

      →車の運転は、今後しない予定。

 

感覚・・  表材感覚

       自分の肌を触った時に、触られている感覚が鈍く、

       まるで皮膚の上に 薄い布がかかっていて

       触られているように鈍い感覚がまだ残ってる。

       →以前よりも感覚が戻ってきた。

     

      温度感覚

      温度感覚も鈍い。  

      真冬の時に-10度を超えるときでも、マフラーや手袋が

      なくても気にならない

      軽いジャンバー パーカー Tシャツでも寒さを

      感じにくい。

      逆に暑いのも感じにくく、ヒーターの近くでも暑さを

      感じにくい。

      →暑さ 寒さを感じるようになってきた。      

 

 

【⑥仕事 作業能力等】

 パソコンのタイピング

 スピード・・・・以前と同じくらい。

 誤字脱字・・・以前と比べて多い。また見返しても気づかないことが多い。

 (注意する力が弱いよう)

 →以前に比べて大分回復してきたように思える。

 

 ブラインドタイピングも、目をとじてイメージしたときに

 どこにどのキーがあるのかわかりにくくなっている。

 一つずつ横にずれてキーをおしたりしてる。

 (空間認識力が鈍ってるせいがあると思う。

  どこにどのキーがあったのか イメージしにくい)

 →今は大体指がどのキーの場所にあるのかわかるようになってきた。

 

 2009年4月~2011年10月までは

 事務作業(案内文の作成 リストの作成)と

 コールセンター応対→お客様との電話応対をしていた。

 

 事務作業は、周りと調整しながら進捗を確認して、確実に

 進めれていた。

 コールセンターでは、判断力と俊敏さを求められる仕事で

 システムの案内の操作方法をすぐに教えなければならず

 途中でリタイアし、退職してしまった。

 

 ただし最後コールセンターでは「履歴の入力」は褒められていた

 (お客様と話した履歴を、細かくすべて履歴として、  

  システムの中に、タイピングして残す仕事)

 履歴の内容の正確さ、内容の詳細性についても褒められていたが・・・

 

今は、なかなか以前のように回復しない。

ただし、少しずつ回復してきた予兆がある気がする。

 

今 このブログもPCでタイピングで打ち込めている。

 

 

長文ですが・・今の近況は以上です。

 

断薬をした2013年6月頃~現時間 2018年10月

5年4ケ月が経ち、ようやく少しずつではありますが・・

以前よりも睡眠をはじめ、作業能力等も回復できてきたように思います。