アルバムのお話。


タイトル Greatest hits/live

ミュージシャン Heart

発表 1980年



USA出身のハードロック・バンドHeart。

初期のベスト選曲とライブ音源を収録した贅沢な1枚。

LPのディスク1がベスト、ディスク2がライブという構成。

CDでは1枚で前半がベスト、後半がライブ。


初期の代表曲の1つ「Barracuda」


アタシがHeartに触れたのは80年代中盤の頃。
75年デビュー、80年代前半は不遇でしたが中盤になり劇的復活、という歴史をたどったバンドです。
復活後のHeartの楽曲はシンセなどもうまく使った時代に合ったパワーポップロックという感じです。
その後さかのぼる形で初期の楽曲を知ったのですが、初期はかなりゴリゴリの硬派なハードロック。
復活後のHeartとはまた違う魅力を覚えました。

ライブ音源ではLed zeppelinのカバー「Rock and roll」

野太い、力強い演奏とボーカルです。

ボーカルの姉アン、ギターの妹ナンシーのウィルソン姉妹を中心としたバンドです。
こういう力強いハードロック・サウンドを作り出す女性ミュージシャンというのは当時あまりいなかったのではないでしょうか。

予想以上に無骨なハードロックを作っていた初期Heartなのでありました。