アルバムのお話。


タイトル Arena

ミュージシャン Duran Duran

発表 1984年



UKのバンド、デュラン・デュランのライブアルバム。

3rdアルバム「Seven and the ragged tiger」発表後のワールドツアーから選曲。

そこに新曲「The wild boys」を加えて発売。


大がかりなミュージックビデオが人気を物語ります。

レコードは9曲、CDは11曲のライブ音源を収録。


CDはリマスター盤です。

リマスター盤には2曲のライブ音源がボーナストラックとして収録。

とはいえライブアルバムなので2枚組でもっと沢山の曲を聴きたかったなぁ😞


幕開けは「Is there something I should know?」



「New religion」


「The union of the snake」


サポートミュージシャンも参加しての分厚いサウンドになっていると思います。


アイドル的な人気も誇っており、演奏はあまり評価されないような批評もあるなかで、実は演奏はかなり堅実だと思います。

特にジョン・テイラー氏のベースとニック・ローズ氏のシンセサイザー。

ベースラインはウネウネとした結構変態の香りがします。

ローズ氏については坂本龍一教授が若手の注目シンセサイザー・プレイヤーに挙げていたとのこと。


このワールドツアー後にバンドはしばしオフ。

その後にArcadiaとThe power stationというサイドプロジェクトを挟み活動を再開。

しかしギターのアンディ・テイラー氏、ドラムのロジャー・テイラー氏が相次いで脱退。

少しずつデュラン・デュランに暗雲が垂れ込めることとなりました。