アルバムのお話。


タイトル Actually

ミュージシャン Pet shop boys

発表 1987年



UKのシンセポップ・グループ、Pet shop boysの2ndアルバム。


1stアルバム「Please」、シングル「West end girls」のグローバルヒットで一気にトップミュージシャンの仲間入りをしたPet shop boys。

デビュー作がキャリアハイという残念なミュージシャンもいるなかで、2ndアルバムも好調なチャートアクション。

全英2位を獲得しました。

実力をしっかり持っていることが証明されました。


ヒットシングル「It's a sin」


ストリングス・オーケストラの音源を用いたイントロが印象的なシリアスな曲。
全英1位を獲得。

「What have I done to deserve this?」

UKのベテランシンガー、ダスティ・スプリングフィールド女史とのデュエット曲。
スプリングフィールド女史はアルコール依存などに苦しんでおりこの時期は不遇だったとのことですが、このデュエット曲の大ヒットで再起されたそうです。

「Rent」

レトロなリズムマシンで淡々と進む曲ですが、歌詞はいわゆるジゴロ、ヒモの心境を歌ったシニカルなもの。
「I love you.You pay my rent=愛してるんだ、ぼくのつけは払ってね」

デビュー作がフロックではなく実力が証明されたPet shop boys。
現在までの15作のオリジナルアルバムがすべて全英トップ10入りと文句のつけようがないミュージシャンとなっています。