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Tears for fearsの「The seeds of love」。
1stからこの3rdアルバムまで、アルバムごとにサウンドが変化していると思います。

内向的、物悲しさがにじみ出た1st「The hurting」。
一転、ダイナミックなバンドサウンドを展開した2nd「Songs from the big chair」。
この3rdは多くのゲストを招いてこれまでになかった色んなサウンドとなりました。
メロディの秀逸さも良いです。

ビートルズ風の薫り「Sowing the seeds of love」


ゲストボーカリストを招いてソウルミュージックの薫り「Woman in chains」


ジャズ風でもあり複雑な構成「Badman's song」


言えるのはこの3rdはスケールの大きな作品ということ。

ただこういうサウンドの変遷の間に理想の違いが積み重なったのでしょう。
1989年、このアルバム発表後のライブツアー終了を持ってベーシストのカート・スミス氏が脱退。
15年後の2004年、スミス氏の復帰までギタリスト&ボーカリストのローランド・オーザバル氏がTears for fearsを受け継ぎ、孤軍奮闘することとなります。