アルバムのお話。


タイトル The singles:Echoes from the edge of heaven

ミュージシャン Wham!

発表 2023年



ジョージ・マイケル氏のソロ作品を聴いていたら、やはりそのキャリアスタートとなったWham!を聴きたくなり、シングル集を購入。


人気の割には活動期間の短かったグループ。

活動停止から約40年。

ジョージ・マイケル氏は鬼籍の人となり、アンドリュー・リッジリー氏は音楽活動からは引退。

40年の時間の経過を感じます。


「Wham rap!」


当時はメインストリームでは馴染みがなかったラップを採り入れたのが今思うと目の付け所が違うなぁと感じます。


「Freedom」


リアルタイムの中学生のときにはわかるはずもないことなのですが、歳を経てそれなりの知識を持ったうえで聴くと、ジャクソン5とかモータウン系の薫りが強く漂う曲と思います。


「I'm your man」


この曲は何となくではありますが、ソウルグループ、Sly & the family stoneの「Dance to the music」なんかの灰汁の部分を取り去ってポップに味付けしたような感じがあります。


好きな曲「Everything she wants」



当時読んでいた音楽雑誌にインタビューが掲載されていたのを思い出します。

ジョージ・マイケル氏の音楽のルーツはそういったブラック・ミュージック、ソウル・ミュージック。

ですので当時流行のポストパンク、ニューウェーブには全く興味はないという発言が印象に残っています。


アタシはといえば逆にデュラン・デュランを筆頭としたニューウェーブ・バンドに夢中の時期でしたので、Wham!はレコードレンタル⇒カセット録音しましたが、それほど聴き込んではいなかったです。

なんか曲調が幼いような気がしてまして。


今になって聴いてみると、マイケル氏の敬愛するソウル・ミュージックを自分達の味付けで料理するその才能の大きさを強く感じます。