アルバムのお話。


タイトル Hot & slow Best masters of the 70's

ミュージシャン Scorpions

発表 2009年



ジャーマンメタルの元祖格ともいえるスコーピオンズ。

活動初期にあたる2ndアルバム「Fly to the rainbow」、3rdアルバム「In trance」、4thアルバム「Virgin killer」の中から選曲したコンピレーションアルバム。

ベストアルバムとも言えるし、初期のアルバムのダイジェストとも言えるでしょう。


「Fly to the rainbow」


「In trance」


「Virgin killer」


1stアルバム「Lonesome crow」はプログレッシブロック色も見え隠れする、ダークな感じもあった作品でした。

そこからメンバー交代があり、サウンドの方も疾走感が出たりしてハードロック、ヘビーメタル色が出てきたかと思います。

それがこの2nd~4thの時期だと思います。


スコーピオンズは約50年のキャリアがありますがベストアルバムがあまり出ていないバンドです。

特にキャリアを総括して振り返ることのできるオールタイムベストはないように思います。

ですのでこういうコンピレーション企画ものは珍しくもあり重宝するのでありました。