椎名誠著「イスタンブールでなまず釣り」を読み終えました。


椎名さんの得意分野である紀行文。
メインはトルコのイスタンブールで3メートルにもなるという大ナマズを釣ろう!というチャレンジ。
メインのナマズ釣りレポートだけでなく、道中の騒動、食レポート、本場のトルコ風呂体験記なども書かれています。

イスタンブール編の他にも国内各所の旅レポートも収録。
キノコ狩り、旨い団子屋巡り、カヌーイスト野田知佑さんたちとの川下り、東京の東端から西端まで路線バスの旅、など単なる旅レポートとは少し違う内容の体験記です。

出版されたのが1980年代前半。
椎名さん30代後半の頃。
気力、体力充実かつ物書き業も好調で国内、外国で色んなことをやってみよう!という時期だと思います。

時代を感じさせる言葉、例えば「たのきんトリオ」なんて単語も出てきますが、それも味ですな😃