アルバムのお話。


タイトル Out to lunch

ミュージシャン Eric Dolphy

発表 1964年


ジャズのアルバムのご紹介。

エリック・ドルフィー氏は木管楽器プレイヤー。
このアルバムではバスクラリネット、フルート、アルトサックスを演奏しております。
音楽ブログを閲覧していて、名前を知りました。

バスクラリネットとはクラリネットよりも低い音域を担当。
管弦楽ではよく耳にしますが、ジャズの領域では出番が少ない方ではないかと思います。
ベーシスト、マーカス・ミラー氏はもともと吹奏楽出身です。
その経験があるのでミラー氏はベースギター以外にバスクラリネットを演奏している曲がありますが、それでも少ないと思います。
低音好きとしては興味が湧きましたので聴いてみました。

「Hat and beard」

アルバム冒頭のこの曲で早速バスクラリネットを聴くことができます。
低音楽器はよいですね😁

リーダーのドルフィー氏は初めて聞いたのですが、参加メンバーは有名どころかと思います。
トランペット フレディ・ハバード
ベース リチャード・デイヴィス
ドラム アンソニー・ウィリアムス
ヴィブラホン ボビー・ハッチャーソン

ドルフィー氏の演奏がメインなのですが、ヴィブラホンの硬質な響きも緊張感を盛り立てていて良いと思いました。