アルバムのお話。


タイトル Pelican west

ミュージシャン Haircut 100

発表 1982年


80年代UKのバンド、Haircut 100。
ジャケットの感じでもわかるようにイケメン・アイドル的な要素も人気の一つだったようです。

「Favorite shirt」

シングルカットされ全英4位獲得。
日本のグループ、Flipper's guitarのライブでカバーしておりました。

ライブではFlipper's guitarのオリジナル曲「Haircut 100 バスルームで髪を切る100の方法」とのメドレー。
このFlipper's guitarの曲のタイトルからして、Haircut 100への何らかのオマージュがあったのかもしれません。

曲で特徴的な16ビートでのギターカッティングはFlipper's guitarの曲でもよく使われております。
その辺からも影響があったかもしれないとも思えます。

当時はきらびやかなヴィジュアルにシンセを大々的に導入したダンスポップ、いわゆるニュー・ロマンティックが隆盛だった時期。
端正なルックスのバンドでしたがサウンドはそれとは異なる感じです。

シングルだけではなくアルバムも大ヒット。
全英2位を獲得。
しかし中心人物であったボーカル&ギターのニック・ヘイワード氏が脱退。
脱退後に制作された2ndアルバムは芳しくなく、活動を停止しました。