アルバムのお話。
タイトル Faith
ミュージシャン George Michael
発表 1987年
12月はこのジョージ・マイケル氏がとりあげられる月かもしれません。
1つはマイケル氏が在籍していたグループ、Wham!の大ヒット曲「Last Christmas」の季節であること。
もう一つはマイケル氏は2016年12月25日が命日であること。
NHK「ラジオ深夜便」で特集が組まれたので記事にしてみました。
Wham!の活動停止後ソロに転身。
その1stアルバムがこの「Faith」。
これが傑作であります。
全英、全米始め多くの国でアルバムチャート1位を獲得した名盤となりました。
ボ・ディドリー調のリズムの「Faith」
個人的名曲「Father figure」
ダンサブルな「Monkey」
多くのシングルヒットをうみだしたアルバムです。
ベースとなるのはソウルミュージック、ゴスペルといったブラックミュージックだと思います。
Wham!時代はそれらを極力ポップに、明るく料理していたように思います。
ソロになってからはそういったブラックミュージックの要素をもっと深く突き詰めたように感じられます。
それでいて灰汁があまりない。
とても色気のある楽曲に仕上がっていると思います。
希代のシンガーソングライターであったと思います。