アルバムのお話。


タイトル i/o

ミュージシャン Peter Gabriel

発表 2023年


この12月1日にリリースされたピーター・ガブリエル氏の21年ぶり!のオリジナルアルバム「i/o」。
21年の間にはカバーアルバム、リメイクアルバム、映画音楽などの仕事をされておりましたが、オリジナルアルバムはなかったです。
ついに待ちわびた新作のリリースとなりました。

このアルバムは趣向をこらしたものとなっております。
同じ曲からなる「Bright side mix」「Dark side mix」の2枚組です。
こういう趣向は珍しいのではないかと思います。
オリジナルアルバム発表の後にリミックスアルバムを出すケースはままありますが、最初からミックス違いを2種類制作したわけです。

「i/o Bright side mix」


「i/o dark side mix」


dark sideの方がアナログ楽器感といいますか、打ち込みが少なく生楽器の音を主流にしているような印象があります。
大胆なミックス違いというわけではありませんが、聴いてみると確かに違うね、という感じです。

参加ミュージシャンはこれまでの常連サポートメンバー、
ドラム マヌ・カッツェ
ベース トニー・レヴィン
ギター デヴィッド・ローズ
に加え多くのサポートが加わるという形です。

もうオリジナルアルバムは望めないのか?と寂しく思っておりましたが、戻ってきてくれたようで嬉しい作品であります。