アルバムのお話。

 

タイトル Movement

ミュージシャン New order

発表 1981年


UKはマンチェスター出身のバンド、Joy divisionはボーカリストのイアン・カーティス氏の突然の死で終焉。
残されたメンバーが新たにNew orderと名乗り活動を再開。
その1作目がこの「Movement」。
この時点でのサウンドは後にNew orderの持ち味となる打ち込みを大々的に採り入れたダンサブルな側面はほぼ見られず、Joy division期の陰鬱さを伴うアナログバンドのものだと思います。

「Dreams never end」

アルバムのオープニングであるこの曲はそれでもやや明るさを持ち始めているかもしれません。
曇り空ながら薄日はさす、といいますか。

「Denial」

アルバムの結末となるこの曲はやっぱり曇り空でした。

波乱から生まれたNew orderですが、この作品は全英30位、全英インディーズチャート1位を獲得。
好評価で迎えられました。