アルバムのお話。


タイトル Forever delayed The greatest hits

ミュージシャン Manic street preachers

発表 2002年


UKのトップバンドの一つといって良いでしょう、Manic street preachers、日本での通称マニックスのベストアルバム。
1stアルバム「Generation terrorist」から6th「Know your enemy」までの楽曲から選曲されています。

初期の4人体制での名曲「Mortorcycle emptiness」


3人体制になってもその健在ぶりを見せた「A design for life」

この曲がアタシの初マニックス。
この曲の素晴らしさから過去作には遡り、以降はリアルタイムで聴いております。

全英1位の傑作5thアルバム「This Is My Truth Tell Me Yours」から「If You Tolerate This Your Children Will Be Next」


UKに根付く階級制度に憤る「The masses against the classes」


マニックスの特徴は轟音ギターと美しいメロディの両立と思います。
もちろん曲によって轟音は封印ということもありますが、その場合はギターフレーズの美しさが前面に出ると思います。

またマニックスが4人から3人に変わった経緯。
過去のマニックスの記事に書いたのでもしかしたらご存知の方もいらっしゃるでしょう。

ギタリストのリッチー・エドワーズ氏が失踪したことによります。
これは話題作りとかではありません。
警察などの捜索も実を結ばず、行方不明のまま年月が経過し、残念ながら法律上の死亡宣告が出されました。
4人体制の楽曲の中にはエドワーズ氏が作曲者として記録されているものがあるのですが、その印税をメンバーは今でも遺族に渡るようにしているとのこと。

悲しい経緯のあるバンドですが、そこでめげずにトップクラスを疾走しております。