アルバムのお話。


タイトル August

ミュージシャン Eric Clapton

発表 1986年


80年代のヒットメーカー、フィル・コリンズ氏をプロデューサーに迎えた作品。
フィル・コリンズ氏はドラムも叩いております。
その他メンバーでは、
ベースにネイザン・イースト、
ホーンセクションにブレッカー・ブラザーズ、
また1曲ではティナ・ターナーさんともデュエットというとても豪華な布陣で制作されました。

このアルバムを購入したのは、彼の坂本龍一教授の名曲「Behind the mask」のカバーが収録されているからです。

「Behind the mask」


原曲は

当然ながら原曲はテクノポップ。
それがギターロックに生まれ変わっておりますね。
ロックアレンジは坂本教授のライヴアルバム「メディア・バーン・ライヴ」でも聴くことができます。
クラプトン氏は共演していませんが。

クラプトン氏のサウンドは70年代なんかはレイドバックと呼ばれるクラシカル、トラディショナルな雰囲気をまとったものだったように思います。
80年代に入って世はニューウェーヴ、ダンスミュージックなどシンセを結構多用した煌びやかなものが流行りました。
その辺りの「80年代サウンド」の導入をフィル・コリンズ氏に期待したのかもしれません。
結構煌びやかでポップな感じの曲が多いと思いました。
それでいて、ギターは結構弾いてくれています。

本国UKでは3位、USでは37位となりました。