アルバムのお話です。

タイトル Monster
ミュージシャン R.E.M.
発表 1994年

USオルタナティブ系の旗手ともいえるでしょう。
R.E.M.の代表作「Monster」。
USのみならずUKやその他の国でアルバムチャート1位を獲得した、文字通り「モンスター」アルバム。
USでは4xプラチナムディスク獲得ですから国内で400万枚売ったことになります。

このR.E.M.というバンド、長らく独立系レーベルに所属し、アンダーグラウンド的な人気が盛り上がり、大手レーベルと契約した経歴を持ちます。
そのアンダーグラウンドな部分に一役買ったのがUSカレッジチャート。
USには「カレッジチャート」なるラジオチャートが存在するとのこと。
大学生による独立系ラジオネットワークでのチャートのようです。
新し物好きの大学生から人気に火がついたということですね。

R.E.M.のサウンドはやや内省的というか、UKっぽいともいえるかもしれない憂いの部分が特徴です。
またマンドリン、バンジョーなどフォークソング的アプローチもとっておりました。

そのR.E.M.がこのアルバムに関しては一気に弾けたという感じです。
全編ラウドなギターが中心となっております。
それでいてメロディアスな部分はしっかりとR.E.M.。

USバンドの中では好みの人たちです。