(つづき)
博士/しかし、宇宙は自分の感覚とは関係なく存在しているはずでは?
公爵夫人/オホホ。そのことはアインシュタインも常に質問していましたね。「月は、自分が見ていないときに存在していない」という量子論の結論に、常に反論していました。「月は自分が見ていなくても存在するはずだ」と。あなたはどちらの側なのですか?
博士/それは…。もちろん、存在というものに意識が関与していることは理解しているつもりです。
公爵夫人/いいえ。あなたはまだ理解できていません。よくそれを頭に入れて考えください。話を元に戻しましょう。私たちは宇宙を見ているとき、空間を見ていると思っていますが、実際には違います。私たちは宇宙に時間をも見ているのです。それを忘れてはいけません。時間を見るときには、必ずそれを認識する感覚が、「現在」を見ているときとは異なっています。
次に、頭の中に生じている感覚について考えましょう。直接感覚で「見る」というとき、写真で見るという間接的な感覚よりも、あなたの頭の中では大量に電流を使っています。
ところで、あなたが宇宙を見るとき、つまり空間的に遠くを見るときには、それは時間的に遠いものを見ているのです。ここまではいいですね?
(つづく)
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