沖縄、美浜の海には、サーファーがずらりと百数十人。
すごいですね。みんな、サーフィンを楽しんでいます。
半分以上は米軍の兵士だと思います。
この美浜の海岸沿いには、米軍の人たちの宿舎がたくさんあって、
それっぽい洋風の建物があり、
日本ではなかなか見られない風景となっています。
まるでマカオとか、シンガポールとかの雰囲気ですね。
いまの沖縄はとっても寒くて、
美浜でコートを衝動買いしたのが正解で、
以来、ずっとコートを着ています。
さて、きのう、東京の友人からメールで、
「みんなはパンがどこにもない、と言っているけど、
私はパンが売れ残っているお店をみつけて、
３割引で買った」という話を聞きました。
先日も言いましたが、
私たちは同じ世界に生きているようで、
実は、多重になっている世界にいるんですよ。
物理では多重世界理論と言いますが、これは本当なんですよ。
そのひとつひとつの世界を、
自分の世界に対して「パラレルワールド（並行して存在している世界）」というのです。
ＴＡＷは、この理論をもとにつくられています。
世界は、自分が認識したものしか存在しない。
だとしたら、自分が認識していない世界は本当に存在しているのでしょうか？
私たちは空想と現実の区別がまったくつかないことに
普通は気づきません。
五感で区別することを、普通はやっていないからです。
となりのパラレルワールドを見て、
それを自分の世界で起きていることだと錯覚します。
「これは錯覚ですよ。そんな出来事は、本当は存在しません」
ともし、言われたら、ほとんどの人が、
「えっ、まさか。だって、あれは現実でしょ？！ なんてことを言うの？！」
と怒りながら反論します。
なぜ怒るのでしょうか？
それがどんなに悲惨なニュースであっても、
「ええ？ そうなんだ！ ああ、よかった！」とホッとしたりはしません。
それは、悲惨なニュースに存在してほしいからなのです。
なぜなのでしょうか？
悲惨なニュースを信じたい人は、自分の胸に聞かなくてはいけません。
「人生乗り換えの法則」の第四章に、その理由が書いてあります。
それのどれなのでしょうか？
「そうであってほしい」という思いこみをはずすには、
まず、マスターＴＡＷ初級でやるように、
幼い頃の被害者意識をはずさなくてはいけないのです。
これは大きな関門です。
自分一人ではできません。
それがはずれたら、そのあとで、思いこみによらない、現実の分類ができます。
「今、これは五感を直接使ったのか？ 間接に使ったのか？
それとも、まったく五感を使っていないのか？」
と考えて、それを分類することです。
被害者意識がなくなって始めて、できることです。
私のまわりの人はみんなＴＡＷをよく知っていますから、
このルールで分類することを知っています。
すると、ネガテイブな妄想が止まるので、
まわりの混乱に巻き込まれていないのです。
ＴＡＷでは、一番最初に、ニュースの中に錯覚があることに気づきました。
ニュースに出てくるようなことは、何年生きていても、なかなか経験しません。
まわりは自分の思考の投影で現れているものなのですが、
ニュースのように間接的な世界では、
認識の拡大率があがってしまうのです。
これは、報道というものは大げさだ、という意味ではありません。
現実というものが重力をともない、空想は重力を伴わないからです。
水蒸気と水のように、一滴の水は水蒸気になると大きく広がります。
私たちは広がった自分と同じ量の水蒸気を、
膨大な量の水があると感じてしまうのです。
それで、怖くなって、また妄想するのです。
今回のニュースは水蒸気の拡大があるとしても、確かに量が多すぎますね。
いままでどれだけ被害者意識をもっていたことでしょうか。
その拡大したニュースを見て、さらに妄想してしまう。
このやり方を続ける限り、
突然の災害に襲われるというワールドから抜け出すことはできません。
もし、本当に混乱のない世界にいきたければ、
まず、現実を五感で分類することから始めることです。
そして、「混乱している世界を信じたい」自分がいることに気づいてください。
それがあなたの心の悪魔です。
放射能とは「被害者意識」そのもの。
それをあなたの世界から完璧に消してください。
映画インセプションを見てくださいね。
たくさんのヒントがありますよ。
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