前回、前々回と「いずみたく」と「中村八大」の曲を紹介したが、重要な曲が抜けていた。
いずみたく
由紀さおりが歌って大ヒットした「夜明けのスキャット」(1969年)(山上路夫作詞)。ほとんどの歌詞をスキャットで占める歌は「ふたりの天使 ダニエル・リカーリ」ぐらいで日本では珍しく、新鮮だった。当時の由紀さおり映像(少し短い)もあるのでそれも見て下さい。由紀さおりが一番綺麗なときです。
中村八大
破天荒な歌手だった水原弘(1978年、43歳という若さで逝去)が歌ってレコード大賞をとった「黒い花びら」(1959年)と、水原弘の歌のカバーで、ちあきなおみの「黄昏のビギン」(1959年の曲だが、ちあきなおみは1991年に歌っている)(いずれも作詞は永六輔)。
オリジナルである坂本九の「明日があるさ」は1963年に作られた。(作詞:青島幸男)その後多くのタレントがカバーしたが、有名なのがウルフルズ と、吉本興業所属のお笑いタレント11名で結成された音楽ユニットRe:Japan。選抜高等学校野球大会入場行進曲や、コカ・コーラ社のジョージア缶コーヒーのテレビCMにもこの曲が使われた。「Re:Japanは」テレビドラマ「明日があるさ」や映画「明日があるさTHE MOVIE」にも出演した。