速いエンジン、遅いエンジン、って言うの、
ここのクランクなんだと思います。
クランクがよくないと、
6番シリンダー入れても、キャブをどう調整しても、
速いエンジンになりません。
じゃあ、どういうのがいいか、
パッと見分けはつきません、
だけど、判ってるのは、
重さ、重い!ってことです。
なんで重いといいか、よく解りませんが、
低速、トルクが出る、という傾向があって、
たぶんクラッチがつながるのに仕事量を要するから?、
軽量クラッチや強化スプリングなんかと論理的には似てるんじゃないかと、
なので、データで最高回転数をみてても判断できず、
タイムが出ることが特徴で、立ち上がり、スタート、キッズはスタンディングスタートなので、そこらへんでみえます。
WやYのZEエンジンは、
かなり古いタイプだけど、ロットというより、製造誤差の良い方に出てるものなんじゃないかと思います。
秋ヶ瀬で全バラ車検を通っています。(マニアな車検長はなんか古い資料を持ってます。)
あと、いま、違うか、もう何年も経つけど、
新しい世代で良いのが、Z2、Makitaの、じゃないかと思います。
前前オーナーが秋ヶ瀬コースレコード、前オーナーが全国大会優勝、TAエンジンのことですが、
なので、間違いはないかと、重さを感じます。
これも秋ヶ瀬の全バラ車検を経験して問題無しです。
ただ、不運なことに、Z2って、シリンダーがどうにもでエンジンとしては遅かったので、現存してるものが少ないようです。
さらに、いわゆる重クランクと呼ばれるものがあって、これは異常な速さがあります。
走行してるのをみてきましたが、圧倒的なトルクで判ります。
でも秋ヶ瀬では車検があれば落ちます。
知る限りはこれが最強です。
なので、とりあえず、
できるだけ重いクランクのものを探して、
エンジン作りの起点にするといいのではと、
まあ、迷信みたいなもの、ってくらいで、
一応の記録です。