40代でアメリカ移住し

英語教師をしているMayです。


今日は英文法の学習方法の話をします。


日本では中学、高校と英文法を学びます。

これ自体はとても良いことだと思います。

学校できちんと英文法を学んだ方は

アメリカに留学してからも上達が早い傾向にあります。


ただし、中学高校を卒業して、また英会話のために、または仕事で使うために英文法を学び直す場合、学生時代と同じ方法で学ぶのはあまりおすすめしません。


まず、文法は言語の規則を司る数式のようなものであると同時に、時間の概念の表象であり、また意味や細かなニュアンスを伝えるためのものです。


この時間の概念や、それに繋がるニュアンスが日本語と英語では違うので、英文法を完全に定型句の日本語に訳すことはできません。


例えば、I’m going to visit Washington DC next month.”

の “be going to”は、「これから〜するところです」と未来の表現と覚えます。


これ自体は正しいですが、”be going to”が持っている意味やニュアンスはそこにとどまりません。


“be going to”を使うと、話している時点ですでに予定が決まっているという意味が含まれます。


それに対して、”I will visit Washington DC next month.”は少し違う意味で使われます。


例えば、友達と話していて、その友達が “I’m going to visit Washington DC next month. Would you like to come with me?” と言ったとします。


それに対して、その場で「じゃあ、私も一緒に行こう!」と決めた場合、


“I’ll go to DC with you then!”と言います。

ここで”be going to”は使いません。


“Will”はその場で意志を決定する場合に使います。


このような意味やニュアンスは、定型的な日本語に訳しにくいので、たくさんの自然な英語の例文を見て学ぶと効果的です。


英語圏で出版された文法のワークブックを使うのがいいとおもいます。