2022年、人々はタカラトミー本社から
チョロQが復活すると聞き歓喜した。
しかしながら、現れたシンチョロQは
電動化プルバックという謎仕様で
ハイブリッド以下の微妙な商品で人々は失望した…。
2023年5月、沈黙を破りタカラトミー本社から
実車系プルバックチョロQが帰ってきた！！
チョロQワイルド・スピード トヨタスープラJZA80
ワイルド・スピードとのコラボで
帰ってきたゼンマイチョロQの新製品の紹介です。
箱はシンプルなブラインド仕様。
選定が出来ないのが残念ですが
ブリスターより場所を取らない仕様なのはGOOD！
大味ですが、劇中車の特徴を掴んでいて
いい感じの造形です、シンチョロQよりは進化しています。
なんと言っても窓がちゃんとスモークなのが嬉しいです。
そこから見えるゼンマイが最高です。
塗装はマットな仕上げで半艶位の仕上がりです。
細かい印刷類が綺麗にされているのが好印象です。
横幅が広く、実車に近い感じの造形です。
ダクトのメッシュがフォグランプなども
リアルに造形されていすが色挿しがないのが残念。
デティールはリアルなのに、何か全体が大味に見えるのは
デフォルメのバランスなんだろうな。
特徴的であるボンネットのダクトも再現されています。
印刷でごまかさず、ちゃんと造形されており凹んでいるのが
ポイントが高いです。
テールは実車の雰囲気を再現した中々の造形です。
しかもライト類が印刷でリアルに再現されており
なかなかカッコイイ仕上がります。
トヨタのエンブレムも印刷されているのに
マフラーに色挿しがないのは残念ポイントかな。
特徴的なGTウイングも再現、造形は大味です。
今回ハズレ個体を引いたので
ウイングが若干傾いて接着されています。
コインホルダーは映画の原題の
「FAST＆FURIOUS」のロゴと車名が印刷されています。
雰囲気は良い感じなんですが
やっぱりロゴは日本向けにカタカナで
「ワイルド・スピード」
の方が良かったのではと思いましたね。
今回のワイルド・スピードチョロQ
ホイールがこだわっておりリアルです。
ディスクブレーキまで再現されています。
バンパーのダクトなどの造形のリアルで細かいのですが
前輪より前が長く、デフォルメのバランスが悪い印象です。
サイドのバイナルグラフィックは印刷で綺麗に再現されており
これはポイントが高いです。
窓枠も地味に色挿しがあるのも好印象！
HGのスープラとツーショット
デフォルメの違いが面白いです。
HGはクセの強いデフォルメだったので
好き嫌いが別れるところですが
それがチョロQらしいとも言えます。
今回のワイスピQは実車よりのデフォルメ弱めの
スタイルでこれはこれでアリですね。
久しぶりに出したHGのウイングが焼けてて地味にショック！！
暗所に保管してたんだけどな…。
この頃のHGはソアラもそうでしたが
何故かウイングだけ未塗装という謎仕様でした。
ボディ色に塗ってあったなら焼けなかっただろうに…
正面からみるとデフォルメの違いが良く判ります。
HGはメリハリがあり過ぎる位のデフォルメっぷりです。
今回のテールランプの印刷は圧巻ですね。
HGは前傾姿勢がワイルドですね。
こうやって見比べるとHGも前輪前が長いですね。
ワイスピQは前に対して後輪後ろが短いから
アンバランスに見えますね。
久しぶりに実車系ゼンマイチョロQが帰ってきて嬉しい限りです。
リアルな造形を目指しながら
全体のバランスが悪くモドQな雰囲気が
若干しているのが惜しいです。
でもシンチョロQよりは格段に出来が良くなっていますので
今後に期待が高まりますね。
あと今回ラインナップが謎で
昔チョロQ化された事のある車種ばかりだったのが残念です。
やっぱりワイスピQをだすなら
ドミニクのダッジ・チャージャーが入っていないのは
納得いきませんでしたね。
第二弾がありならダッジ・チャージャーはもちろん
ハンのヴェイルサイドRX-7など出して欲しいところです。
こんな感じでタカラトミー本社には
トミカアンリミテッド的な立ち位置で
アニメ・映画などに登場する車を
ゼンマイチョロQで出して欲しいな～。