物を選ぶ基準 | ミニマリたい

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都会と田舎の折衷・NZはウェリントンでの生活を公開。
食べ物より飲み物が好きなので飲み物に合う食べ物が好きです。

 

 

 

お洒落な本によく書いてある感じの見出しですね。

 

 

こんにちは

 

お洒落とは程遠い生活感丸出しの

 

私です。

 

 

物を選ぶ時

 

いくつかのルールを持っている方が殆どではないかと思います。

 

そういう基準って

 

特別な人だけが持っている訳ではなくて

 

化粧もしないカラカラのお肌で

 

毎日パジャマのような服で過ごしている私にも

 

一応あるのです。

 

 

しかしそこも私ですから(皆が知っているとでも)

 

かなりガバガバなルールを立てています。

 

 

と言っても

 

自分自身なんとなく持っていた感覚だった上に

 

物と言っても色々あるし

 

洋服だったり、趣味のものだったり

 

食材だったり家電だったりするので

 

今回はその全てにおいて適応される判断基準

 

暇なので、これを見つめ直してみました。

 

 

 

 

曖昧だった感覚を言葉にするのが難しかったのですが

 

改めて思い出し、考え直した上で

 

3つの大きなカテゴリーに分けて

 

書き出す事が出来ました。

 

 

 

 

その1:必ず使える保証がある

 

 

 

当たり前のことを言っていますね。

 

でもこれ、意外と抜けている部分ではありませんか?

 

 

例えば一人暮らしの買い物

 

食材や紙類等の資源を

 

大特価で大量買のチャンスがあったとします。

 

安月給の一人で暮らしで

 

食べていくのもやっとなんて状態だったら

 

思わず買いだめしたくなるようなセールですが

 

いつか必要になるかもしれないから用意しておこう

 

という気持ちから、ついつい沢山買ってしまいがちですが

 

結局使い切れず余らせてしまったり

 

腐ってしまって捨てるしか無くなってしまう事

 

私、よくありました。

 

一人暮らしの自由度の高さは

 

家族やパートナーと暮らしているときに比べて

 

生活を整えるのが最も難しい状況ではないかと思います。

 

急な外食や、仕事で遅く帰ったときの食事の有無

 

絶対に食べられるという保証がない不規則な生活と

 

あまりに弱い意思…

 

私だけでしょうか。

 

一番辛かったのは作り置き

 

作り置きというぐらいだから

 

まあある程度は保ちますが

 

頼り切れないし、頼りきれる程作れないし

 

たまに作ると食べ切れないという加減のできなさに

 

作り置きを放棄しました。

 

食品に関して、とにかく一番は

 

・食べきる、使い切る

 

をモットーに

 

その時必要な量を計算して買う事にしました。

 

だから安売りでもなんでもない値段で

 

玉ねぎ1〜2個とか買ってました。

 

一見不経済のように思えますが

 

無計画に沢山買っていた時よりも

 

ずっと無駄がなくなり

 

使い切れず捨てたりなんていう

 

心苦しい面も無くなりました。

 

食品以外の物に関しては

 

「いつかいるかも」をなくしました。

 

これも一人暮らしの時ですが

 

いつかいるであろうと思って

 

いくつも用意した替えの食洗スポンジ

 

謎に多い布巾

 

正直、家での食事頻度や質の関係もあって

 

引越しをするまでに全く減りませんでした。

 

洗剤も、大容量の詰め替えタイプを人から貰ったり

 

缶ビールにたまたまついて来た◯ョイくんとか

 

何故かストックだけは沢山あるのに

 

減らない

 

結局勿体無いところに行き着いてしまいました。

 

必要最低限を厳守

 

でないと、日の目を見ずにさよならする羽目になります。

 

 

ただし、ストックを沢山用意してしまう心理

 

これには人間の心が生む安心と安全の確保の意識が

 

強意が上に育ってしまったものなのでしょう

 

冷蔵庫に何か入っていると安心するし

 

洗剤もスポンジも沢山あるとなくなる心配をしなくて済む

 

パスタは茹で上がってから足りないと怖いからちょっと多めに

 

なんていう事

 

よくあります。

 

これを思い切ってやめてみます。

 

必要になったら調達する

 

パスタはよく噛んで満腹中枢を刺激して食べる(笑)。

 

笑いましたけど実際これが生きています。

 

こんな感じで、主に消耗品においてこのルールが適用されます。

 

 

 

その2:長く使える

 

 

 

 

これは特に実用品に関して気にしているところです。

 

ポイントとして、

 

 

・耐久性

 

・飽きがこない

 

・用途に見合った材質と値段

 

 

等があります。

 

 

デザイン性や材質は、長く使い続ける為に要チェック

 

個人的に、最近で言えば

 

保存容器は妥協出来ない物かもしれません。

 

片栗粉など、粉類をしまう入れ物が欲しいのです。

 

でもなかなか決まりません。

 

小麦粉とかって、

 

密閉容器にしまわないと虫がわくって言いますよね。

 

だからしまいたい

 

とりあえず何かにしまって置きたい

 

そう思っていながらも

 

欲しい材質やデザインのイメージが元々あるせいで

 

全くこれというものが見つからないのです。

 

今はとにかく使いきれる量を買って、

 

クリップで留めてジッパー付の袋にしまっていますが

 

早くピンとくるものが欲しいです。

 

一先ず買っちゃえば良いのかもしれないのですが

 

あとで捨てると分かっていて買うのが忍びないのですね…。

 

何かを安全に長く保たせる為に必要な物だったり

 

大切な物をしまう物だったり

 

あと、これから長く付き合っていくツール

 

珈琲で言えばケトルでしょうか(例えが分かりづらいか)

 

こういう物に関しては、

 

 

永く使える事

 

 

 

これを大切にしています。

 

 

 

 

 

その3:好きでい続けられる

 

 

 

 

これは「その2」にも繋がる事ですが

 

これが実は一番重要なのではないかとも思います。

 

飽きがこないデザインや機能性

 

大好きな味、思い出の味

 

こういう事が、永く使い続けられる要素であるはず

 

となると、

 

流行りものよりも

 

自分が本質的に求めるもの

 

心が動くもの方が

 

その物を愛して、大切にし続ける事が出来ます。

 

 

物には寿命があります。

 

鉄鍋だって、「半」永久と言われます。

 

スマホだって壊れるし

 

眼鏡も度が合わなくなってくる

 

そういう物のメンテナンスをする事は

 

長生きしてね、と言っているようなもので

 

扱っている自分自身も

 

不思議と優しくなれるような

 

気がしないでもないのです。

 

 

 

 

以上、あんまりまとまりがないですが

 

これが私なりの物選びのルールです。

 

そしてこれは+αになりますが、

 

私が以前から大切にしている事の一つに

 

「物に思い出を繋ぐ事」 があります。

 

自分の物に、誰かの手を加わる事

 

 

今使っている珈琲豆を入れているガラスジャーは

 

高校時代の友人からいただいた物です。

 

ティーポットとお揃いのカップは

 

まだ私が幼い頃に母がくれた

 

仕事で行った先のお土産

 

今使っている眼鏡は今後の決意表明と共に

 

パートナーと一緒に選んだもの

 

記念にいただいたお酒の空き瓶を花瓶に使用したり

 

時にはパッケージや、あしらわれていたリボン等も

 

飾りにしたり、何かのタイミングで思いを繋いだりします。

 

譲り繋ぐもので言えば

 

母から受け継いだパール

 

これは将来、もし私に娘が生まれたりすれば

 

私もいつか譲り繋ぎたいものです。

 

 

こういう「思い」の詰まったものは

 

無条件で愛が宿り、大切にし続けたいものです。

 

 

 

 

選んだ物が自分を育てる

 

時々、物に自分が選ばれる

 

なんだかそういう運命的なものに導かれて

 

自分にとって特別な物に囲まれているような気がします。