学費のほかに、電車などで遠方の予備校に通う場合は
交通費も考えなければなりません。

半月以上通うのであれば、
定期券のほうがお得ですね。

ただし、学校法人ではない予備校も多いです。

学校法人が発行した通学証明書でないと
「学割」は効きませんので要注意です。



名古屋の有名予備校といえば佐鳴予備校。


実際生徒からの評判も良いです。


講師の教え方や環境ふくめ、かなり通っている生徒や、
かつて通っていた大学生からの評判も悪くなく、


というより、悪い話はあまり聞いたことがありません。


強いて言えば、勧誘が強引というか、
生徒に「友達紹介しろ」と授業中に言ってくる講師がいたということぐらいですかね。


もちろん、冗談半分で言っていたのだとは思いますが、
生徒の受け止め方次第では、
営業くさいと思われてしまいかねないのでしょうね。







多くの予備校講師は、
予備校の社員ではありません。


年間契約を結ぶことが多いのです。


ですので、悪い言い方すれば、
いつでも「使い捨て」が出来る状態なのですね。


生徒から人気を博し、
夏期講習などの講習会で、たくさん生徒を「集客」できる講師は
金を生んでくれる会社にとっては貴重な人材。


翌年も契約更新が可能です。


その一方で、生徒からの人気がいまひとつな講師は、
ばっさりと翌年からは契約が打ち切られます。


基本、予備校は講師のキャラクターや教え方には
いちいち指導を出しません。


ぶっちゃけ、教え方が下手クソで、
学力が伸びる生徒が少なくても、
講習で満席を確保できる講師は「良い講師」なのです。


逆に、丁寧な教え方で、少ないながらもまじめな生徒からは陰から慕われている講師は、
多くの場合、このような現場の情報は
本部のトップにまでは届きません。


したがって、最悪の場合、「集客」が少ないと
翌年からの契約が打ち切りになる可能性もあります。


テレビに出たり、宣伝に使われている予備校講師の多くの
ルックスやファッションって、
派手だったり個性的だったり、インパクトあったりしますよね?


その理由は、やはり予備校講師の武器は、
キャラクターだからなのです。


キャラ立ちは大事なのです。


最終的に勉強するのも、成績を上げるのも
生徒本人の努力次第です。


したがって、どのような生徒からも、
「あの先生の授業に出れば成績があがりそうだ」というイメージを持ってもらうためのキャラとイメージ作り、そして授業の中の演出は非常に重要な要素になってくるのです。


すべての講師がそうというわけではありませんが、
まじめで、実直で、飛び道具的なキャラや言葉を持っていない講師は、
やはりコマ給も低く、
予備校の中における暗黙のヒエラルキーの中では、
劣位に甘んじているというのが、
どこの予備校においても現実なのです。


キチンと実直で真面目であればメシが食えるほど
予備校業界は甘くはないのです。


生徒とチューターとの相性次第で、
良い予備校にもなり、
悪い予備校にもなる。


これが、もっとも正しい評価だと思います。


その理由は、チューターのレベルには、
かなりのバラつきと上下があるので、
良いチューターと親しくなれれば、成績が伸びることは確かですが、
一度でも質の悪いチューターの
中途半端な指導を受けてしまうと、
予備校そのものに対しての疑心暗鬼の念が芽生えてしまい、
結果的に悪い予備校という口コミを生んでしまうのでしょうね。


チューター教育をもう少しきちんとおこなえば、
それほど悪い予備校ではないと思うのですが。



静岡県に行けば、知らない人はモグリだといわれても文句が言えないほど
静岡県では予備校といえば秀英予備校というほど
地元に密着した予備校です。


ただ、高校時代は静岡、
浪人時代は東京の予備校で過ごした大学生数人から話をきくと、

たしかに、悪い予備校ではないし、
先生たちも良い先生は多いが、
あくまで競合する予備校が少ない静岡の中での評価。

東京に出て、駿台や河合などですごすと、
やはり情報や周囲のレベルや意識の差は歴然と感じるとのことです。


静岡大に進学したい受験生にとっては
うってつけの予備校なのでしょうが、
全国規模、たとえば東大や一ツ橋などに対してはどうなのか?という点においては
一抹の疑問が残ることもたしかですね。