自分用に記事保存しています。
なので、
アメ限で投稿しようと思っていましたが、とてもいい連載なので多くの方に読んで頂きたいと思い、一般公開にさせて頂きました。
まだこの連載を読まれたことのない方はぜひお読み下さい![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
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鈴木明子さんのことばかりでなく、ほかの選手やフィギュアスケートについて興味深いことがたくさん載っています!
まずはゆづのことが書いてある第三回の連載より
↓↓↓
↓ゆづの部分のみ記事お借りしています。
【連載】 鈴木明子 スケート人生「キス&クライ」第三回
ソチ五輪開会式前日に始まったフィギュアの団体戦。その先陣を切る羽生(結弦)君は、物凄い重圧の中での演技を強いられたと思います。普通なら集中するだけでも大変なのに、彼は自分の演技の裏で冷静に個人戦に向けての「準備」を怠っていなかった。それどころか、後に続く私たちのために、出来る限りの情報を集めてくれていたのです。
羽生君が初日のショートを終え、まず私たちに「注意した方がいい」と助言してくれたのが、「開催地ロシアへの猛烈な声援」です。
自国選手への応援コールで盛り上がるのは当然ですが、ソチの会場は想像をはるかに超えていました。ロシア選手の演技ではない場面でも「ロシアコール」が巻き起こる。誰が出ても「ロシア」なのです。
完全に「アウェー」というか、サッカー場の応援のような雰囲気。「一瞬戸惑った」という羽生君は、演技前後の場内アナウンスやコーチの指示が全く聞こえなかったというのです。
普段から気になったことは些細なことでも伝えてくれる彼。今回も応援席で隣に座ると、すぐに助言をくれたのです。
でも、次の瞬間、「では、どうすればいいの?」という疑問が湧いてきました。そこで羽生君に聞くと、彼は笑いながら、「ロシア! ロシア!」という声援を「ハニュウ! ハニュウ!」と自分の名前を連呼していると思って滑っていたというのです。勘違いしたほうが自分のペースになる、と。
冗談なのか、本気だったのか。私の頭の中ではどう考えても、「ロシア」と「ハニュウ」は語呂が合わない。思わず噴き出しそうになりました。
でも、そうやって出番を待つ私たちを笑わせながら、落ち着かせてくれたのかもしれません。あるいは、本当にそういう思考を持ち合わせていたのでしょう。実際、彼は圧倒的なアウェーの中、団体戦のショートで97・98点という高得点を獲得して首位。その後に行われた個人戦でも堂々と金メダルを獲得したわけですから。
人一倍周囲への気遣いができ、強いメンタルを持つ金メダリスト。初めての五輪にもかかわらず、自分をしっかり持っているとこの時、改めて感じました。(つづく)
※「キス&クライ」とはフィギュアスケートの大会で、演技を終えた選手が採点を待つ場所のこと。
▽すずき・あきこ 1985年3月28日、愛知県生まれ。6歳からスケートを始め、15歳で全日本選手権4位。東北福祉大に進学後、一時、摂食障害を患い休養。04年に復帰。10年バンクーバー五輪初出場。13年全日本選手権初優勝。14年ソチ五輪出場。今年3月の世界選手権を最後に現役を引退。
ゆづ以外の記事はリンクのみ載せさせて頂きました。
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第一回
第一回
第二回
第四回
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第十六回
第十七回
第十八回
第二十回
第二十一回
第二十二回
第二十四回
第二十八回
第二十九回
最終回
またこういう連載、やってくれないかな。
(*^.^*)
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
m(_ _)m<鈴木明子様、日刊ゲンダイ様、素敵な連載をありがとうございました![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
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