木枯らしが吹き

始めた

岸辺で

若い女性が独り言
いいえ

誰かと会話していた

ただ

誰かは

私には

見えない

楽しそうに

会話している

女性はニコニコ

不思議な光景

ではあるが

恐怖は感じない

何か

恋人同士が

楽しく話している

そんなことに

見える

風が強まり

立ち去ったが

女性の上品な

笑い声は

止むことは

なかった。