今日は、デージ
ショックを受けたぁぁぁあ…
あいつと出会ったのは今からちょうど2年前の冬、人ごみの中にあいつは ポツンッ と淋しそうに誰かを待っていた。
寒い中、小さい身体で…
俺は訳も分からず、あいつの方向に向かって行った。
まるで吸い込まれるように… 周りが見えなくなっていた。
見知らぬ俺に何も言わずあいつは微笑んでくれた…
騒々しい街で 俺の場所だけ時間が止まったようだった…
その時、初めて運命を感じた。 何があってもお前だけは離さない、幸せにしてやるって
だけど何もできなかった……
悲しい別れ…
あいつは何も言わず…
いつも俺の側に居てくれていた…
目を離した瞬間に…
俺の前から…
突然
消えた…
どこに行くときも一緒だった…
何をするにも見守ってくれた…
居て当たり前だと思ってた…
あいつは俺のワガママを、ちゃんと聞いてくれた…
文句一つ言わずに…
俺の何が不満だったんだろう…
上手くいっていたよな? 俺達…
いつも通り車で一緒に出掛けていた…
楽しんでたのに…
なんで…?
あいつはいきなり飛び降りた…
……。
死んでしまった…
車のミラー越しに見てみると…
楽しそうに跳ねていた…
目で追う事もできないぐらいに激しく…
楽しそうに…
今まで見たことのない笑顔だった
あんまりだ…
別れぐらい言えよ…
俺はお前に何もしてやれなかった…
悔しくて悔しくて 行き場をなくした…
もし、俺がこの先何十年か生きて、また一緒に居られる時がきたら…
その時は俺がお前を見守るから…
一緒に過ごした時間…
デージ楽しかった…
さよなら なんか言わない。
また会おうな…
俺の…大切な帽子
