私は夜中に目が覚めた。

2時間ほどは寝れただろうか。

子供たちが気になって寝れなかった。

ずっとネットで調べた。

 

朝方母親と妻が起きる。

食事は取れない。

 

妻は受傷し入院中の子供の様子が気になり、私の母親と保護された病院へ様子を見に行った。

一時保護のことが分かっていなかったこともある。

面会をさせてくれると思っていたのだろう。

 

病院へ着き受付に面会の件を伝えると、スタッフの様子が変わったらしい。

もちろん被害妄想かもしれないが、スタッフが妻を虐待親として見る様な態度を取っていたそうだ。

児童相談所から、子供へ近づけさせないよう言われていた。

後に分かるが病院内での情報共有は出来ており通報した医者以外の医者や看護婦も我が家の受傷事故を知っていた。(カルテに書いている?)

病院内の看護婦の視線が辛かったらしい。

泣きながら帰ってきた妻。

何一つ情報を教えてくれなかった。

そう、この時点で我が家は子供に重度の受傷をさせた親だから。

 

児童相談所は開いていたはずだが連絡が来ない。

妻が月曜日に連絡すると言われていたらしい。

いてもたってもいられないので、こちらから電話をした。

 

我が家に来た担当と繋がった。

この担当が早口で小声の為なかなか何を言ってるか分からない。

とりあえず後でかけなおすと言われ電話を切られる。

 

少しして警察から連絡が来た。

聞き取り調査を再びしたいと。

快諾し、日にちを決めた。

 

夕方、児童相談所から再び電話があった。

朝の担当と同じだった。

 

子供の様子を伝えられた。

「慣れない生活の為精神的に疲れているのか、倒れたように眠る。

食事は取れている。」

精神的に疲れるのは当たり前、急に大好きな親から離され、幼い子が1人で過ごさないといけなくなっている。

これこそ精神的虐待である。

※後日判明するが保護後数日間は心を落ち着かせる為に1人で暮らすことになるらしい)

 

明日また連絡をすると言って電話は終わった。

月曜日、子供たちが帰ってこないことが分かり妻が泣き崩れた。

 

晩、母親が自宅に戻る。

 

妻を慰め、パソコンに向かい一時保護、虐待、児童福祉法、虐待防止法、受傷原因などを徹底的に調べる。

この日も食事は取れなかった。

 

3日目が終わった。