あくまでも個人的見解です。

これは自分が虐待の疑いにより子供を一時保護された時に感じたことです。

 

一時保護と言う行政処分は、例えるなら親としての免許取り消し。

表現が乱暴になりますが、車の免許を取り消された人が車を持っていても仕方が無いので没収されたようなものかと考えました。

 

まずは子供を手元から離され、本当に親として相応しいかを見定められる期間。

この期間が免許付与のテスト期間となる。

 

前回で紹介したブログ「児童相談所の一時保護から子どもを取り戻す・・・!」にも載っていますがスコアリングされる基準があります。

家庭復帰の適否を判断するためのチェックリスト.pdf

基本的にこれを参照に保護解除の判断がされるようです。

個人的にはこれ以外にも各担当の個人的なスコアリングがあると感じました。

 

児童相談所担当への印象が悪い。→これは相当マイナス点です。印象が悪い時点で保護解除は無いと考えたほうがいいです。

その児童相談所が考える理想の家庭に近い→これはもちろんプラス。

(上辺だけでも)児童相談所担当と仲がよくなった→これも相当プラスになります。

※保護解除権限はその児童相談所の所長ですが、「保護解除しても大丈夫」と所長に報告するのは児童相談所の各担当です。そして、各担当の意見は尊重されます。

 

このようなスコアリングをクリアして、合格点を取れば最終課題(保護解除条件)が出題されるのかと思います。

この最終課題をクリアすれば保護解除となります。

※あくまでも我が家の例

 

保護解除条件は実は問題の無い一般家庭でも面倒くさい課題が多いです。

 

「親」と言う教科だけのテストです。

児童相談所「国」の考える理想的な「親」の回答を精一杯考えましょう。

それだけで子供を取り戻せる確率がグッと高まります。