夏休み学習計画を立てる | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

この夏休みをどのように過ごすか考えることはとても重要です。

夏休みは自分のスケジュール通りに過ごせる貴重な期間となります。

ただし、夏休みには思わぬ落とし穴があります。

だから注意しなければなりません。

 

夏休みは約1か月間以上もあるという気持ちが始めの頃はあります。

その解放感によりだらだらと1日を過ごしてしまいがちです。

それが積み重なって、いつの間にか毎日だらだらと1日を過ごし夏休みが終わってしまう。

などということもあり得ます。

 

そうならないためには夏休み開始前に夏休みの学習計画を立てるようにします。

計画を立てるということはすべきことが見えるようになります。

すべきことが意識しやすくなります。

 

計画を立てる時には注意しなければならないことがあります。

無理な計画は立てずに実行可能な計画を立てるということです。

 

夏休みはがんばって勉強するつもりだ。

といって無理な計画を立ててしまうと、すぐに実行不可能になってしまいます。

結果、計画なんてどうでもよいということになります。

 

夏休みは長いからとあれもこれもと勉強することを広げすぎると、どれも中途半端になってしまいます。

夏休みの計画は基礎力定着、応用力定着など自分に合った目標を立てます。

その達成を最優先するのが得策です。

 

ひとつのことだけに固執すると取り返しがつかなくなることもあります。

たとえば苦手科目克服を目標にします。

それを主に考えるのは良いのですが、そのための時間は多くても夏休みの学習計画の半分くらいにしておきます。

 

苦手科目はなかなか勉強がはかどりません。

苦手科目が主な勉強になると勉強する意欲もだんだん無くなります。

好きな科目、計算などの単純学習などもはさんで苦手科目は勉強した方が効果的です。

 

今まで学習したことで理解されていないところは夏休みに理解定着させます。

易しいレベルにもどって基礎から復習しなおすことにより理解定着することができます。

特に英語、数学は積み重ねの科目ですので基礎定着が必要となります。

易しいレベルからの基礎定着は夏休みだからこそできる学習方法になります。

 

夏休みの学習計画など立てても実行できないし、立てる必要がないと思うかもしれません。

確かにそうかもしれません。

 

ただ、夏休みの学習計画を立てることにより、自分の現在の状況、問題点、これからしなければならないことなどが具体的に分かります。

それだけでも効果があります。

 

夏休みの学習計画の立て方としては、まず夏休み全体を1週間単位に分けて大まかな夏休み全体の目標を立てます。

その時1、2科目を重点科目として、その科目の完成を柱として1週間(7日)単位で目標を完了する計画を立てるようにします。

 

この1、2科目を重点科目とすること、その科目の完成を目標とすることが大切です。

多くの科目を同時進行で行うようにすると夏休み最後になってどの科目も未消化になってしまっているということになりかねません。

 

1週間の目標が決まったならば、その目標に合わせて1週間の細かい予定を立てます。

月~金曜の5日間は目標課題の消化、土曜の1日は5日間で完了しなかった課題を終わらせる。

日曜の1日は予備日とする。

この日曜は予定完了ならば自由な時間とする。

 

以上のような感じで1週間単位の計画を立てるようにします。

 

計画を立てることは重要です。

まだそんなに細かい計画はいらないと思っている人も簡単な計画から立ててみるとよいでしょう。

 

計画を立てることに慣れることも必要です。

立てた計画を実行するということは当然もっと重要です。

 

 

 

2025/07/10