卵の割り方で臨機応変 | 小川村塾ブログ

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卵がなかなか上手く割れない。

「台の平面上に卵をぶつけて割れば良い。

そうすれば殻が入らないから。」

と言われた。

今までは角に卵をぶつけて割っていた。

 

平面上で卵を割ることを聞いてから平面上で割るようにする。

それでも、なかなか上手く卵が割れない。

角で割っていた時と同様、上手く割れない。

 

本当に平面上で割った方がいいのか調べてみる。

角度が鋭いところで割ると殻が内側に入るから平面上で割る。

つまり180度のところで割る方が良い。

と書いてあった。

 

平面上で割るのが正しいことになる。

でも、なかなか上手く割れない。

 

そこで

「どうしたらよいのか」

と聞くと

「どちらで割ってもよいのではないか。

その辺は臨機応変に。」

という返事。

 

臨機応変にということなので、

それからは角で卵を割ることにした。

 

でも、今回は卵を角で割って、殻がぐしゃっとなって中身が床の上に落ちた。

それも2回。

 

プロだったなら、こんな時は臨機応変に解決策を見つけるのだろう。

今までの経験からこうしたらよい。

というのが浮かぶのだろう。

 

プロは臨機応変力が違う。

長年の経験が物をいう。

ドラマなどでもいつもは遊んでいるような上司が難題時に対応力を発揮してみんなを感心させる。

 

臨機応変ができるのは物事を熟知していなければならない。

どこでは手を抜いてよくて、どこは確実にしっかりやらなければならない。

ということが分かっている。

そうして初めて臨機応変に物事に対処できる。

 

 

 

2023/07/19