3/25(日)に小石川後楽園に桜を見に行きました。
午後1時ちょっと前に入園して、午後2時45分頃に退園しました。
入園の時にはそれほど並ばなかったけれども、退園する頃に入園するために並んでいる人達を見てびっくり。
門の外の歩道を折れ曲がって長蛇の列。
園に入ってすぐの桜はちょうど見頃で、多くの人が写真を撮っていました。
奇麗さが豪華なので、みんな写真を撮らずにはいられなくなります。
網膜に焼き付けるより、やっぱりカメラということになってしまいます。
園内をぐるりとまわると結構歩くことになります。
運動不足解消になります。効果がありそうです。
園内を巡る途中にある円月橋には感嘆。
橋と橋が水面に映る形を合わせて見ると、ちょうど満月のように見えることから円月橋と名付けられたそうです。
円月橋
粋です。
人類みんな粋が好きなようで、外国の人が熱心に円月橋の写真を撮っていました。
このように水面に映る姿まで含めて美しさとしているのは絵画などではよく見られます。
浮世絵では逆さ富士が有名です。
代表的なものでは葛飾北斎の富嶽三十六景「甲州三坂水面」。
富嶽三十六景「甲州三坂水面」
これは実際の富士は夏の富士で水面に映っているのは冬の富士になっている。
水面に映っている富士の位置も真下ではなく、極端に斜め下になっている。
どうしてそうなっているのかは分からない。
けれども、そのためなのかとても美しい。
自然と建築物の融和では、奈良の猿沢池に映る興福寺が美しいらしい。
でも、きっと注意して見れば身近にきっとそんな美しさはあるのだろう。
必要なのはそんな美しさを見出す心かな…。




