朝、道を歩いていると、目の前を2羽のツバメが低空飛行で飛んでいった。
ツバメが飛んでいるのを見るのは、ここ最近というか、何十年もなかったことに気がついた。
子どもの頃は、よく見た記憶があるけれど、ある時からツバメが飛んでいる姿を見た記憶がない。
もう何十年も見ていないことに、今回、ツバメを見て初めて気がついた。
ツバメの存在自体、忘れていた。
それが、今朝の2羽のツバメの飛ぶ姿を見て、ツバメの記憶がよみがえった。
ツバメの存在を思い出した。
まだ、ツバメは飛んでいたんだ。
ちょっと、うれしくもあり、驚きもした。
昔は駅のホームなどに「ツバメの巣あり、要注意」
などという札が掛けられていたりした。
今も、そのような所はあるだろうが、以前より減っているだろう。
ツバメが軒下などに巣を作ると、糞の清掃が大変だ。
だから、毛嫌いされるかというと、そうではない。
ツバメが家の軒下に巣を作ると、よいことだとされて、ツバメの巣は大切に扱われた。
でも、そんなツバメの巣がある家も、最近は見かけない。
でも、2羽のツバメが飛んでいた。